たゆたう詩声 | ナノ



くれぇむ



喋りたいことがまとまらない
この時間じゃおさまりきれない
メモにするのも大変だから
心に刻み込んで伝えるけど
上書きしてたら大事な言葉を
忘れてしまうのは仕方ないよ

そう 星を数えてみる
ごまかし気味に
その 指先を見つめて
どうにかなりそう

隣にアナタが居られたら
ご迷惑ですよって
今にも口に出しそうなんです
止まらない気持ちを
この心がイジワルに
はやし立てるのよ
そうなのよ
愛しくて仕方なくて
両手で口を隠してみる


大丈夫って心配そうに聞いた
電話越しにも嬉しくなるよ
このズキズキする頭の痛みは
いつの間にやら胸の痛みに
そんなに切ろうとしないで
繋がりを途絶えさせないでいて

そう 聞こえないふり
ごまかし気味に
もう 最後になるって
どうにかなりそう

隣にアナタが居ないから
ご迷惑ですよって
今にも口に出しそうなんです
止まらない気持ちを
この心がイジワルに
はやし立てるのよ
そうなのよ
愛しくて仕方なくて
両手で口を隠してみる


そう 笑顔を見つめて
ごまかし気味に
もう 心が熱くなって
どうにかなりそう

隣にアナタが居られたら
ご迷惑ですよって
今にも口に出しそうなんです
止まらない気持ちを
この心がイジワルに
はやし立てるのよ
そうなのよ
愛しくて仕方なくて
両手で口を隠してみる

隣にアナタが居なくても
ご迷惑ですよ



2010.10.09



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