たゆたう詩声 | ナノ



HoLiDay



何もしないで待つのは得意じゃない
時間ばかり気にして時計も照れる
1日の中の半分以上はアナタで
胸の中がうまる日になるのでしょう
普段気にしない温度計の傾きを
急に目につけ考え込んだけど
そんな小さな出来事よりも今は
アナタとのデートがでっかくて
見づらい気温を気にしつつも
直そうとはしないアタシがいるよ

いつもより早めにメイクを済ませ
不自然に携帯遠ざけメールを待つ
いつもより早めに連絡が入り
気持ちだけが早めに動き出し
ドキドキがどうしようも止まらない

アナタに会う日
アタシの日めくり
赤いハートのオンパレードで
何の日なのか周りにはわからない
ひとりで喜ぶのよ HOLIDAY


会ったら伝えたい言葉を頭にメモ
したはずなのにアナタのお顔
見たら口をつぐみ何も言えない
電話とは違う目の前の空間は
アタシにとっちゃあ夢の世界なの
テレビをみるアナタの隣にいる
アタシはどこかお姫様気分で
そっちばかり気にしないでよ
特別な存在で特別な扱いで特別と
隣のお姫様を気してちょうだい

連絡のとれない1日があるなら
もっとぎゅっと強く抱きしめて
壊れてしまってもいいのだから
アナタへの想いがぱんっと弾けて
心の中は壊れてしまったから

アナタが居ない日
アタシの日めくり
青いドロップのオンパレードで
何の日なのか周りにはわからない
ひとりで悲しむのよ HOLIDAY


アナタに会う日
アタシの日めくり
赤いハートのオンパレードで
何の日なのか周りにはわからない
ひとりで喜ぶのよ HOLIDAY

アナタを想う日
アタシの日めくり
赤いハートのオンパレードで
何の日なのか周りにはわからない
それが毎日なのよ HOLIDAY



2010.09.24



[ 601/896 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -