たゆたう詩声 | ナノ
period
毎日の電話は当たり前になって
寝る前にあなたの声を聞かなきゃ
あたしの今日を終われない
眠たくなるときも実はあるけど
お話し始めたら切るに切れずに
いつまでもあなたと繋がってたい
うまく言えなかったと悔しくなる
ときもあるけど
うれしさの余韻にひたりすぎる
ときもあるのよ
1日のほんの数時間を独り占め
この時間のあなたは
よそ見してるヒマもなく
あたしとの話に夢中になって
明日を忘れたらいいのです
日記に書き込むのは自分のコト
いいえ半分こ以上はあなたのコト
読み返したら顔をそむけたくなる
ぐらいにあたしの心がそのまま
切り取りノリでくっつけたみたいに
あなたへの愛で溢れてるのよ
涙でにじむ文字の書かれた
ページもあるけど
赤文字で書かれたハートの幸せな
ページもあるのよ
1日のほんの数時間を独り占め
この時間のあたしは
よそ見してるヒマもなく
あなたとの出来事に夢中になって
明日を忘れてしまうのです
明日は必ず来るのだから
今日の最後は必ず
声を聞かせてね
愛を書かせてね
2010.08.24
[ 611/896 ][*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]