たゆたう詩声 | ナノ



period



毎日の電話は当たり前になって
寝る前にあなたの声を聞かなきゃ
あたしの今日を終われない
眠たくなるときも実はあるけど
お話し始めたら切るに切れずに
いつまでもあなたと繋がってたい

うまく言えなかったと悔しくなる
ときもあるけど
うれしさの余韻にひたりすぎる
ときもあるのよ

1日のほんの数時間を独り占め
この時間のあなたは
よそ見してるヒマもなく
あたしとの話に夢中になって
明日を忘れたらいいのです


日記に書き込むのは自分のコト
いいえ半分こ以上はあなたのコト
読み返したら顔をそむけたくなる
ぐらいにあたしの心がそのまま
切り取りノリでくっつけたみたいに
あなたへの愛で溢れてるのよ

涙でにじむ文字の書かれた
ページもあるけど
赤文字で書かれたハートの幸せな
ページもあるのよ

1日のほんの数時間を独り占め
この時間のあたしは
よそ見してるヒマもなく
あなたとの出来事に夢中になって
明日を忘れてしまうのです


明日は必ず来るのだから
今日の最後は必ず

声を聞かせてね
愛を書かせてね



2010.08.24



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