たゆたう詩声 | ナノ
ペンキ
興味を
持ったあの日
君は僕の胸元に
赤い絵の具を
塗り込んで
そっぽを向く
その小さな
目印はどうしても
消えなくて
いつの間にか
頭から足下まで
かぶさった
歩くたびにバレて
見てるだけでもバレる
1人じゃ心細くて
僕は当たり前に
君を赤く塗ったくる
2011.03.22
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