たゆたう詩声 | ナノ



spring days



わたしのため息にふいに落とした
アナタの手の触れた温もり
星の数を数えてなんていられない
アナタの横顔を見るのに夢中で
ため息と目的を忘れた

温かい風が吹く
髪の毛をなぞり
心をもてあそぶ

どれくらいの時間を過ごしたら
わたしの気持ちに追いつくの?
追いつかないまま この気持ちだけが
春の温かさ感じてる


このメロディーにニヤけた顔
寝ぼけてないわ 目がさえたわ
真夜中のメールでも構わない
アナタと繋がれるならば
今日の失敗も忘れるわ

温かい風が吹く
髪の毛をなぞり
心を弾ませる

どれくらい想いを伝えたら
わたしの気持ちを追い越すの?
追い越すことないまま この愛だけが
冬の冷たさ感じてる


春を待ちわびて
アナタの愛を
桜に乗せて
吹き飛ばして
わたしに届けて

spring days…



2010.05.24



[ 621/896 ]

[*prev] [next#]
[mokuji]
[しおりを挟む]



「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -