たゆたう詩声 | ナノ



粉雪



この
雪が止む頃
わたしの
浅はかな
考えも
傷だけを残して
止まるの
でしょうか
踏みつぶされて
汚くなって
最後は
跡形もなく
消えてゆく



2010.12.30



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