こ
ねた
*
*
山崎くんと原ちゃん 3
「一哉」
「なあに弘」
「…一哉」
「んー?俺はここにいるよ」
「…いなくなるなんて許さねえ」
「うん」
「もう逃がさねえから」
「逃げないよ」
「嘘だ」
「俺の気持ち否定するなんて酷いね弘」
「…わりい」
「許したげるよ俺優しいから」
「一哉は優しい子だもんな」
「そうだよ優しい子なんだよ」
「…原」
「なにザキ、どうし…いきなり何抱きついてきて」
「…疲れた」
「なにしたの」
「色々と」
「言いたくない?」
「…」
「言いたくないならいいけど。おつかれさんザキ」
「…ん」
「よしよし。弘くんはあまえたですねー」
「…あまえたとかお前が言うなよ笑うだろ」
「あっなにそれひど!」
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あまえたザキ
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