ねた

** 相互依存木花
「なあ木吉、首輪は茶色か黒がいい。んで革製な、これならずっとつけていられるから」
「…花宮」
「茶色はお前の色だろ?なかったら黒でいいぜ」
「いいのか」
「悪いなんて一言も言ってない」
「そうか。なら茶色にしよう。きっと似合うさ」
「俺が似合わないわけないだろ?」


「花宮、それ…」
「ああ。…いいだろ?これ」
「いいわけないだろ」
「は?なんでだよ」
「お前それ…わかってるのか?首輪だぞ?」
「首輪だけどどうかしたか?…これ、木吉がくれたんだ」
「間違ってる」
「これが、愛、だろ?」

―――――――――――――――――――――
これが二人の愛の形。


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