さよならを残した遊園地ジャムの水面を滑るぼくしゃりしゃりと鳴る雨宝物を砕いて作った星空だから不愉快なメリーゴーランド兎が游ぐ夜のまち落っこちたら恋がいたこどもたちは唄を知らない女の子が嫌いな虹ならあげるピエロの掌で融解泣いてしまえばいいのに君の唇に爪先を沈めた鏡に記した恋のこと灰桜は似合わない不揃いなぼくらのワンダーランド朝だけ僕らは恋人だって花束に隠れた夜のあそび