アクマイザー

JUNK2006-2007


◆天然チーム

黄金聖闘士のなかでも最年長である二人…アイオロスとサガが闘技場に現れたことに気づいて、その場にいた修行者たちはざわめいた。
二人は場の雰囲気を読み取りながらも、互いの会話に熱中しているようだ。

「う〜ん、修行中に邪魔をしてしまったろうか」
「黄金聖闘士が突然二人も来ては彼らも驚くだろう」
「実戦ではいつ敵と対峙するか判らないんだけどな。そんな集中力でどうする」
「責めてやるな。彼らも英雄であるお前に会えて嬉しいのだろう」
「それにしても随分と動きが鈍っているようだが」
「こちらが気になるようだな。確かに修行が足りぬかもしれん」

二人のいうとおり、雑兵一同は気になって修行どころではなかった。
(なんでずっと手を繋ぎ合ったままなんだあの二人は!!)


2007/12/29

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