JUNK2006-2007
◆ファシナトゥール
(サガフロンティア・アセルス編パロディ)
事故で魅惑の君と呼ばれる妖魔ハーデスの血を受けてしまったサガ。それ以来、サガは半妖魔として生きることになりました。ちなみにハーデスは108人も寵姫…ではなく冥闘士を持つというハーレム野郎です。
半妖魔であっても通常生活には何の問題もないのですが、戦闘で小宇宙を高めると妖魔の血に目覚めて、強大な力を持つ黒サガ化してしまいます。
妖力を付けたサガに気づいたハーデスは、お気に入りの金獅子のアイオリアや白薔薇と呼ばれるアフロディーテを差し向けますが、彼らは返り討ちにあっただけでなく、白薔薇などはサガに惚れて一緒にくっ付いて行ってしまいました。
さあ、そうなるとプライドの高いハーデスは本気でサガと男たらし合戦です。
そのうち、新たなる妖魔の王国を打ち立てる野望を隠し持つカノン、サガを戦闘訓練で鍛えてくれるアイオロス、サガに惚れた罰として闇の迷宮に閉じ込められてしまった白薔薇の代わりに来たデスマスク、零のシオンと呼ばれるハーデスを最初にフった男などが仲間に加わり、紆余曲折の末ハーデスを倒すことが出来ました。ラスト戦闘でハーデスを補佐するヒュプノス・タナトス・パンドラの全体攻撃では何度も全滅させられかけましたが、こちらも遠慮なくアテナエクスクラメーションを連発して対抗したのです。
けれども、戦いで妖魔の力を使いすぎたサガは完全に黒サガ化してしまい、仲間だったアイオロスは失望して彼の元を去ってしまいました。
シュラとカノンに命じてアイオロス討伐に向かわせるサガ。彼にかつての清楚な面影はもうありません。白薔薇の事も、あんなに好きだったくせに「ハーデスのお古だから」というだけの理由で棺桶に閉じ込めて釘で縫い付けてしまいます。白薔薇だけでなく、ハーデスの冥闘士だった108人全員を棺桶に封印するよう彼は笑って命じるのです。
そしてサガは自分だけの闘士を集めるべく、人間狩りを始めるのでした。
2007/1/14
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