滑る
凍ったソウリュウシティにて

ヒサメ「すみません、プラズマ団から遺伝子の楔を取り返せませんでした」

シャガ「そう気に病むな。そもそも、不覚にも奪われてしまった私の責任だ」

ヒサメ「でも……」

「ひさっちゃーん!」

ヒサメ「ん?」

リツカ「ひさっちゃーん!大丈夫!?」

ヒサメ「リッカ!?ちょっ、こんな凍り付けのとこ走ったりしたら危な」

リツカ「きゃああ、止まらない!?」

ドンッ

ヒサメ「ぐはっ」

バダッ

リツカ「ひさっちゃん!……気絶してる!プラズマ団の仕業ね!」

シャガ「君とぶつかって倒れて地面に頭をぶつけただけだ」

リツカ「よくもひさっちゃんを!絶対に許さない!」

シャガ「ひとの話を聞きなさい」
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