バレンタイン3
ミスミ「世間はバレンタインデーだっていうのに、なんだってお前なんかと一緒に遭難しなくちゃなんないんだ!」

N「さあ、どうしてだろうね?」

ミスミ「お前が崖から落ちて怪我するからだろうが!たまたま通りかかって見捨てず助けたオレに感謝しろ!」

N「それには感謝しているけど、道に迷ったのはミスミだよ」

ミスミ「うるせぇ!」

N「ところで、バレンタインデーとは一体なんだい?」

ミスミ「今その話題にいくのか」

N「だって、気になるじゃないか」

ミスミ「バレンタインデーってのは、女がチョコを親しい人や好きな人に渡す日だよ」

N「そんな意味不明な記念日が存在してたことに驚きだよ」

ミスミ「結構わけのわからん記念日はあるぞ。バレンタインデーはまだましだろ」

N「ふうん。それで、キミはチョコが欲しいのかい?」

ミスミ「まあな。義理でも貰えるのは嬉しいさ」

N「じゃあ、ちょうど持ってるからあげるよ」

ミスミ「なにかが激しく違う気がする」

N「いらないのかい?」

ミスミ「貰える物は貰っておくけど」

N「ボクの最後の食料だから大事に食べてね」

ミスミ「そんなもん貰えるか!むしろ、オレの食料わけてやるよ!もっと遭難してる自覚を持て!」

N「ミスミ、最近小言増えたね」

ミスミ「お前のせいだ!」
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