初詣
ヒロト「えっと、神社でお参りする時はどうするんだっけ?」
ミヤコ「二拝二拍手一拝や」
ヒロト「そっか。ありがとな、ミヤコ」
ダイゴ「ミヤコちゃんは礼儀作法がしっかり出来ていて偉いね」
ミヤコ「ダイゴはんと違うて、無駄に歳だけとっとらへんのです」
ヒロト「ごめんなさい、フォロー出来ません」
ダイゴ「うわっ、酷い!」
ミヤコ「ところで、ダイゴはんは何をお願いしなはったんです?」
ヒロト「あっ、おれも知りたい!」
ダイゴ「今年もいい石が見つかりますようにと」
ヒロト「予想はしてたけど酷い!」
ミヤコ「ダイゴはんが見つけなあかんのは、石やのうて職と違いますか?」
ダイゴ「いいじゃないか、何を願ったって。そういう二人は、何をお願いしたんだい?」
ミヤコ「お願いは他人に教えると、叶わへんようになるんですよ」
ヒロト「だから、他人に教えたら駄目なんですよ」
ダイゴ「えっ……。じゃあ、何で僕に聞いたの?」
似非京都弁もいいところだ。
ヒロトとミヤコは天然で酷かったり、故意だったり。