バレンタイン×たらい回し
ヒサメ「スミ兄、これ」
ミスミ「チョコ? はっ、まさかお前、オレのこと――」
ヒサメ「そういうのいいから」
ミスミ「少しはのれよ。虚しくなるだろ」
ヒサメ「はいはい。で、そのチョコ、Nさんに渡しておいて」
ミスミ「Nに? 誰かに頼まれたのか?」
ヒサメ「うん、リッカに」
ミスミ「リッカ!? あいつ、そんなにNと仲良かったか!?」
ヒサメ「リッカはニーサンに頼まれて、ニーサンはホドモエの元プラズマ団の人たちに頼まれたんだって」
ミスミ「つまり、元プラズマ団たちからか。すげーたらい回しにされてるな」
ヒサメ「Nさん、普段はどこにいるかわからないし」
ミスミ「オレも知らねえぞ」
ヒサメ「それでも、スミ兄ならすぐ見つけられるよ。2人の間には絆があるから」
ミスミ「適当にそれっぽいこと言ってるけど、お前面倒事押し付けたいだけだろ」