>> 凪あす
紡のステッカーは12話の電車で「あんまり察しのいい男の子ってモテないと思うよ」とちさきに言われた後の微笑、ポストカードは6話の「なんかわかる」と幼いちさきに共感するとこ、9話の「俺は今のあんた嫌いじゃない」、15話の「綺麗になった」、23話の告白シーンでしたね。
なんとなくステッカーもポストカードも各々の“好き”に関係するシーンなんだろうなとは思っていましたが、びっくりするほど紡→ちさきのシーンばかりですね。6話は解釈によるかもしれませんが、紡がちさきに共感して微笑むシーンなので、個人的には紡→ちさきのシーンです。
紡は本当にまっすぐにちさきのことだけ想い続けていたんだなとにやにやしますね。

ちさきのステッカーは24話回想の紡に見惚れるシーン、ポストカードは1話の光が好きだけどまなかが大切でってとこ、12話の告白、24話の紡のことは好きになっちゃいけないと語るとこ(表情的に「光は変わらないって言ってくれた」ってとこかな?)、25話の「私だけが幸せなんてだめ」でしたね。
ポストカードの方は全部泣き顔で切なくなりました。誰かを好きになる気持ちと涙がこんなにも結び付いてしまっているんだなと。
周りの気持ちを考えすぎて自分の気持ちを押し殺してしまう子だからこそ、紡ちさを書いてる時はちさきがなんの柵もなくただ純粋に紡のことが好きだと言えるといいなとよく願っているんですが、改めて強くそう思いました。
最終回後の二人にはお互いに素直に想いを伝え合ってほしい。
基本的に好きとか愛してるとか直接的な言葉を使わずに想いを伝えるシチュエーションが好きなのですが、ずっとその言葉が言えなかった二人だからこそ、ストレートな愛の言葉を言ってほしくなりますね。
一方でステッカーの方は純粋に恋心が溢れたといった表情で、ポストカードを見た後だと好きというただそれだけの気持ちでいられる時もあったんだなと嬉しくなります。しかも、それが紡相手というのがさらにいい。多分この頃はまだ自覚がなかったからこそなんでしょうが。この紡に見惚れるちさきの表情が本当に可愛くて大好きです。

せっかくなので紡ちさが並ぶようにアルバムに収めましたが、ポストカードもステッカーも同じシーンのものはないのに、紡が嫌いじゃないと言ったのは光も好きだけどまなかも大切でって泣くようなちさきなんだよなーとか、紡に綺麗になったと言われてちさきが泣いたのは紡のことは好きになっちゃいけないと自分を縛っていたからだよなーとか、違うシーンでも、話している相手が別の人だったとしても繋がっているなーと感じるところが多く、お互いの物語に本当に深く関わっている二人だなと改めて思いました。
(2024/03/07)
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