>> 凪あす
前に言った書いたけどカットした「抱き締めてもいいか?」「だ、だめに決まってるでしょ! こんな人前で」というやりとりは紡がちさきにぬいぐるみを買ってお礼を言われるシーンの直後に入る予定でした。で、アパートに帰った途端にちさきを抱き締める紡に「人前じゃなければいいんだろ?」と言わせるつもりだった。
結局他のシーンとの兼ね合いで頭を撫でるだけにしましたが、機会があったら再利用したい。
この話紡視点だと、クリスマスマーケットの広告を見てちさき好きそうだなと誘う→会った時様子がおかしかったので心配したけどクリスマスマーケットに着いたら元気になったので安堵する→ぬいぐるみを貰って喜ぶちさきが可愛くて抱き締めたくなったけど人前でそういうことすると怒るので我慢して頭を撫でるだけにする→ツリー見てる時にいい雰囲気になったのでキスしたいと思ったけど人前なので以外略→オフショルダー着たちさきの様子から自分のために着てきてくれたことを察してそそられたけど人前なので以下略って感じで、滅茶苦茶我慢してました。
紡は五年間自分の気持ちをちさきに悟られないようにしてきた結果我慢することに慣れていると思うので、ちさきは紡が我慢してることに気付かなくて自分ばかりどきどきしてるって思ってるし、我慢するのをやめて求められたら「なんで急に!?」ってなるだろうなと。

話は変わって、これ書いてる時に気付いた話。
えっちなシーンでも紡ちさらしさはだしたくて毎回苦心しているのですが、そのためにロマンチックさからずれた会話をさせることが多いかもしれないなーと。この話だと、「セーターのびちゃうから〜」の件とか。
25話の「お前は俺のことが好きだ」辺りの雰囲気が本当に好きで。ああいうちょっとずれた微笑ましいやりとりも紡ちさの魅力だと思うんですよね。だから、紡ちさのいちゃいちゃを書くときはあの雰囲気を参考にしていることが多い気がします。
(2024/02/27)
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