>> 凪あす
・エナは赤ん坊みたいな柔らかい匂いがするらしいけど、ちさきはそれに混じって花みたいな甘い匂いがしそうだし、紡は日向みたいな匂いがしそうだなと勝手に思ってる。
紡の匂いって落ち着くと思ってるちさきとちさきの匂いを意識すると落ち着かなくなる紡。

・紡ちさは一緒に暮らしている以上シャンプーや柔軟剤も同じだろうから、中高の頃クラスメイトに「木原くんとちさきちゃんって同じ匂いがするね」と指摘されて、べつに当たり前のことのはずなのになんとなく後ろめたいような恥ずかしいような気持ちになるちさきはいるかもしれない。
紡は内心(ちさきの方が甘い匂いがするけど)と思ってるけど、言ったらちさきを怒らせそうだし、わざわざ他人に教えたくないので言わない。
紡は一回くらいぽろっと本心零しちゃってちさきに「誤解されるようなことを言わないで!」と怒られてそう。

・ただただ紡がちさきの手をあたためるだけの話が見たい。冷えた手をぎゅっと握っているうちに体温が沁み込んでいって「紡の手はあったかいね」と安心しきったように目を綻ばせるちさきを見て、ずっとこうやってあたためてやりたかったと実感する紡が見たい。
ドラマCDの印象からちさきは紡の手が好きだろうなと思っているので、撫でられたり手を繋いだりするのも好きそう。

・学校の遠足とかでバーベキューすることになった場合、ちさきは他人の面倒ばかり見て自分が食べるの疎かになりそうなので紡が「お前もちゃんと食えよ」ってちさきの分もとって渡してそう。
準備の時も17話のお茶を用意するシーンみたいにほとんど喋ってないのに息ぴったりだしさりげに距離近いしで周りから流石熟年夫婦と思われていそう。

・友人にどうしてもと頼まれて合コンに参加することになったちさき、一応事前に紡に報告しておいたらわざわざ都会から帰ってきて迎えにくる回。
「無理して帰ってくることなかったのに」
「お前、抜けてるとこあるから」
「抜けてないわよ!紡が心配症なだけでしょ!」
とむっとしつつ予定外に会えたことを内心喜んでるし、言わないけど紡の顔を見た瞬間すごく安心したちさき。
その後合コンでは呑めなかったからと一緒に呑んだらちさきが紡にもたれて寝ちゃって、やっぱり抜けてると苦笑する紡。ちさきがここまで無防備になるのは自分の前だけだということはわかってるけど心配なものは心配なので虫除けでもつけようかと考えるけど、ばれたらちさきに怒られるからやめる。
逆に紡が頼まれて合コンに参加するバージョンを考えようとしたけど、そもそも紡はどんなに頼まれても絶対に合コンとか参加しなさそう。

・昨日流星群を見る紡ちさを上げましたが、月食とかも二人や勇もいれて三人で見てほしいな。当たり前のように一緒に夜空を見上げていてほしい。
紡が都会にいる時に電話で「月食は見れた?」って報告しあっていてもいいな。

・本人たちはいちゃついてるつもり全然なく他人の気遣っただけなのに傍からはいちゃついてるように見える紡ちさ見たい。ちさきが誰かにぶつかりそうになった時にさっと抱き寄せて「すみません」と謝る紡とか。

・調理実習でマドレーヌとか作った時に周りの女子が好きな人にあげたいと盛り上がってる中ナチュラルに紡にあげようと考えてるちさきが見たい。
一緒に暮らすうちに日常のふとした瞬間に真っ先に紡の顔が浮かぶようになっていたらいい。

・隣のおばさんからたくさん貰った薩摩芋を囲炉裏で焼いたり一緒にスイートポテトつくったりする紡ちさの飯漫画が読みたい。

・身長高いの気にしてるちさき、中三の時に紡の目線が前より高くなっていることに気付いてやっと背が伸びなくなったのかなと喜んでいたけど、身体測定で紡の方が伸びてるだけで自分も高くなっていることを知って落ち込む。
それでご飯の量減らしたりしてたら紡に心配されて、恥ずかしがりながらこれ以上身長伸ばしたくないからって白状してほしい。だって小さい方が可愛いでしょって言って、紡に内心(充分可愛いけど)って思われててほしい。

・水着スカディみたいなビキニとかサマーニット的なやつちさきにも着てほしい。ああいう上品な色気のある格好してほしい。あと、ベタだけど水着のちさきを他人に見せたくなくてパーカー着せる紡見たい。海だと二人とも水着いらないしプール行くイメージもあまりないけど。
水着スカディのウエスト細いけどほどよく肉付ててお腹も柔らかそうなとこに拘りを感じるんですが、ちさきも同じような体型してそう。後ろから抱き締めた時に柔らかくて気持ちいいなとお腹撫でたら「お腹はあんまり触らないで!」と怒られて胸触るより腹の方が恥ずかしいのかと若干腑に落ちない紡はいる。
ちさきは充分細いけど本人は肉付きいいの気にしてそう。紡は肉付きいい方が抱き心地いいしあんまり痩せられると心配になると思ってそう。

・鴛大師で灯篭流しするかわからないけど、一緒に海に灯篭流す紡ちさが見たい。「綺麗だけど、なんか寂しく感じるね」と微笑むちさきが見たい。

・なんとなくしたい気分になったけど自分から誘うのは恥ずかしいし変に思われたらとか考えてしまって言えなくて悶々と紡のことを見てたら「したいのか?」と直球で訊かれて慌てるちさき。
「そっ、そんなこと思ってない!」
「物欲しそうな顔してたけど」
「してないわよ!」
「そうか。俺はしたいけど」
「えっ?」
「だめか?」
と熱の籠った瞳で見つめられてなにも言えずにいるうちにキスされて押し倒され、内心喜んでる自分を自覚して観念して紡の首に腕を回すちさき。

・鴛大師で花火大会やってるイメージあまりないんですが、もしやってるなら立地的に木原家から見えそうなので紡ちさ勇でまったり眺めてたらいいな。家だけどせっかくの花火大会だからとちさきが浴衣着てたらなおよし。
花火が終わったあとも寂しげに空を眺めているけれど、紡と勇に呼ばれて笑顔で振り返るちさきとか見たい。

・おふねひき直後くらいに学校の水場でエナを潤しながらちさきが「ここ、一人だと大きすぎるね」と泣きそうな声で呟くから濡れるのも構わずに一緒に入る紡とか、そんな感じの話を書きたい。
あの水場、四人入るには小さいからって紡が広げたので一人だと大きいんだろうなと思うし、ちさきは卒業するまで一人で使ってたんだよなと。

・海で水浴びするちさきを見つめて思わず「綺麗だ」と零す紡。海のことだと疑わず「紡って本当に海が好きだよね」と笑うちさきに対して否定はせず、内心でやっぱり海みたいだなと目の前の穏やかな海と穏やかに微笑むちさきを重ねて眩しげに目を細める。

・大学の友人に「遠距離って浮気されないか心配じゃない?」と訊かれ、そういえば浮気の心配とかしたことなかったなと思うちさき。逆に紡は心配することあるんだろうかとそれとなく訊いてみたら「そんな心配する必要ないだろ」と返され、信頼してくれてるんだと嬉しくなるけど、続けて「浮気できるようなやつだったら、ちさきはもっとはやく俺への気持ちを認めていたはずだ」と言われ、なにも言えなくなるちさき。
「なんか、その、ごめんなさい」
「なんで謝るんだ?」
「だって、根に持ってる」
「持ってない」
「でも、気にしてる」
「確かになにも感じかったって言えば嘘になるけど」
「やっぱり」
ともだもだしつつ最終的に笑い話になってるといいなと。
(2023/07/06)
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