凪あす
今凪あすがアベマで無料配信してるので好きな紡ちさシーンをちょっとだけ見たのですが、やっぱり紡の前では取り繕えないちさきが好きだなと。
ちさきっていつも周りを気遣って自分の気持ちを押し殺しがちじゃないですか。24話で要に自分の気持ちを話した時だって、最後の方は取り繕っちゃうし。
でも、紡と話してる時は取り繕おうとしても紡ががんがん踏み込んでいくから結局取り繕えなくなっちゃうのが本当にいいですよね。「あんた、光が好きなの?」「ウミウシになってくれる?」からはじまって紡には押し殺した気持ちを暴かれてばかりで。

その手のシーンだと今は25話がとくにいいなーと思っています。
まなかが光を好きだと聞いて「私、本当に最低だ」と独りごちてからの「大好きな四人で何も変わりたくなかったから、二人には両想いであってほしかった」って台詞も本心(というか、過去の自分の気持ち)ではあるけれど、自分のことを最低だと思ったのはそこじゃないわけで、やっぱりここでも取り繕っているんですよね。でも、すぐに紡が「お前は俺のことが好きだ。だから、二人には両想いであってほしかった」と踏み込んでいったせいで、自分の気持ちを認めざるを得なくなった流れが好きだなと。

逆に紡は紡でちさきが絡むと感情が表にでるようになったのがいいですよね。
「寂しいの?」と訊かれて「俺じゃなくてちさきが」と拗ねたような顔したり、ちさき相手には呆れたり世話を焼かれて鬱陶しそうな返事をしたりと子供っぽくなるのが好き。ちさきの前だと確実に表情が豊かになってる。
あと、1クール目からちさきには母親との関係を話していて、お互いの繊細な部分を見せ合ってるのがいい。

話は変わりますが、『シャルル』という曲の「互いのせいで今があるのに」という歌詞が割りと紡ちさのイメージに合うなと思いました。曲全体はそんなでもなくて、本当にそこだけですが。
出会って、好きになって、一緒に暮らして、お互いに影響を与えあって今の二人があるんだろうなと。
(2023/03/22)
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