凪あす
この前紡ちさのプロポーズについての妄想を語った後、結婚の曲といえば宇多田ヒカルの『誓い』だなと軽い気持ちで紡ちさにあてはめて聴いてみたら、思った以上にぴったりで打ち震えました。
ちさきが勇と紡とともに過ごした日々の大切さに気付いた時の、ずっと忘れたくないと思った朝日の色の指輪に共に生きていくことを誓うとか。
「嘘つきだった僕には戻れない」は自分の気持ちに嘘をついて「紡のことなんか好きじゃない」と言い張っていた頃にはもう戻れないという意味に聞こえますし、そこからの「これからもずっと側にいたい」「選択肢なんてもうとっくにない」が最終回後の自分の気持ちに素直になったちさきすぎて。
「たまに堪えられなく涙に〜」辺りもちさきっぽいですね。変化を受け入れたとはいえ、やっぱり時々光たちと同じ時間を生きられなかったことに泣きたくなることはあったでしょうし。だからといって紡と一緒に年をとったことを否定したいわけでもなく。そういう意味では流れる涙に深い意味はないと。

それにしても、プロポーズ妄想した時も思ったし、underに上げた『ともに生きていけるなら』を書いた時も思ったけど、ちさきにとって紡は「自分の前からいなくならなかった大切な人」になるんですよね。それは一度は大切なものすべてから離されてしまったちさきにとっては重要な意味を持つような気がします。
(2019/03/18)
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