凪あす
if物で自分の想いをどうしたいか悩む話を書いたけれど、原作の紡とちさきはその辺どう考えていたんでしょうね。
紡は19歳時点で諸々の問題が解決したら告白するつもりだったみたいですが、いつ頃からそう考えるようになったのか。おふねひき前はちさきとどうこうなりたいとまでは考えてないと思うんですよね。どこかにそういう気持ちがあったとしても、自覚はしてなさそう。あの頃はどういう結果になったとしても、それこそ光とちさきが結ばれたとしても、それがちさきにとって満足のいくものであるならそれでいいと思ってたんじゃないかなと。ちさきが光に告白すると決めたことに気付いた時の微笑もそんな感じですし。
だから、どうこうなりたいという感情が育ったのは一緒に暮らすようになった五年間でだと思うんですよね。最初は純粋にちさきが海村に戻れることを願っていたんだろうけど、だんだんずっとこのまま隣にいたいと思うようになったんじゃないかなと。もしかすると、光たちに目覚めてほしくないと思ったのと、そういう願望を自覚したのは同じ時だったかもしれませんね。
海村の掟についてはどう考えていたんでしょうか。知ってはいるんだから、その辺も覚悟のうえかな。

ちさきはそういうことを考える以前の問題ですが、ずっとそばにいてほしいと思ったことはありそうですね。そのたびに自分を責めてそうですが。
紡への想い以外でも、ちさきは先のことを考えないようにしてたんじゃないかなと思います。ドラマCDでも、就職しようとはしていたけれど、木原家をでようとは考えもしてないんですよね。普通、ああいう立場なら考えそうなものなのに。まあ、無意識下ではすでに大切なもう一つの家族と思っていたからというのもあるでしょうが。
(2018/11/11)
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