>> 後書(凪あす)
なんでもない日

だいぶ前に言ってた初デート話です。
すでに夫婦みたいな距離感なのに、明確に恋人という関係になったら今までは普通だったことにも意識してしまうちさきを書くのがすごく楽しかったです。

ちさきの服は最初、スカートが短すぎて仕舞い込んでいたバーションと、派手すぎる気がして仕舞い込んでいたバージョンを考えていたのですが、スカートは普段から結構短いし、派手な服はいまいち想像つかなかったのでやめて、結果どういう思考でそうなったのかは自分でもわからないけれど、紡が選んだ服になりました。でも、これが一番健気で可愛いと思います。
選んでもらった時というか、選ばせた時の話もそのうち小ネタで書いてみたいですね。

勇の好物をカステラにしたのは、勇も甘い物が好きだったら可愛いなーと。
実際、勇の好物ってなんなんでしょうね。本編を見る限りでは、味の濃い物が好きなのかなと思いますが。あと酒。
ちなみに海明堂の名前の元ネタはカステラが有名なあそこです。
纏まらなくなりそうで勇にカステラを渡すところは書きませんでしたが、書けそうなら後日談的に書いてみたいですね。ちさきの両親にアルバムを渡すところも。

ウミウシのスリッパは実在するものです。
以前見かけて可愛いなーと思ったので、だしてみました。

書いてる間はちさきも悶々としているけれど、紡もなんで意識されてるかわからなくて理由をずっと考えていたからお互い様かなと思っていたのですが、最後のシーンの紡はちょっと性質が悪いですね。いや、書いたの私なんですけど。
でも、紡は割りとそういうところがある気がします。女心をわかっているようでわかってないくせに、ああいうことをしてしまえるやつですし。

ちさきは人前でいちゃつくのを恥ずかしがりそうですが、紡はあまり気にしなさそうですね。嫁コレで人前でキスしてましたし。
でも、そういう時のちさきの顔をひとに見られたくないという理由で、人前では我慢する紡もありだと思います。
(2018/07/13)
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