SSS
タイトル
名前 ※必須
メール
ホームページURL
本文 ※必須
「すまん」 「あはは……大丈夫だよ」 一瞬の出来事だった。組み合ったその時、体が浮いた感覚がして、気がついたら地面に転がっていた。 そして、覗き込んでくるのは自分とそっくり、というよりも同じ顔。 心底申し訳なさそうな表情だ。 「さすがだよ。三郎」 素直な感想を言いながら上半身を起こす。少し背中が痛いが、大したことはない。 「いや……」 三郎の表情は晴れないままで、斜め下を見つめている。 「ぼく、一瞬意識無かった?」 「うん。その瞬間に投げたから」 「そっかあ」 三郎は本当にすごいよ、そう言うと、三郎は泣きそうな表情でこちらを見てきた。 「雷蔵……」 「また一緒にやろうね」 その言葉を言った時、三郎が再び斜め下を向いた。そして、微かに聞こえた声に、雷蔵は微笑む。 「こちらこそ」 それに答えて、今度は二人で笑った。 ―――――――――――――――――――― 双忍でした。二年生か三年生位のイメージです。 なんだかんだでこの二人は親友だと思うのです。
編集パス ※必須
ファイル
著作権、肖像権、その他の法律に違反する画像、アダルト画像等のアップロードは禁止です。
発見された場合には刑事告訴、著作権者による賠償金請求の可能性もありますので注意して下さい。
※アップした人の情報は全て記録されています。
編集
記事削除
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -