prologue


私は、自分が産まれたときの記憶を、私ははっきりと覚えていない。

そして私には「親」というものが居たのかどうかが分からない。

そもそも、自分の名前すら本当につけられた物なのか、私の本当の名前なのかも分からない。

そんな私が、産まれた時に唯一知っていた事。

それは目の前の彼女が、私の「親友」であるという事・・・・


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私は、貴女を助ける為に、貴女を幸せにする為に産まれました。その為ならば、例え世界に呪われたとしても、理に逆らったとしても、貴女を幸せにします。