宿屋町は旅人の町でもあって＝必然的に宿が多い、キサラちゃんのところはその中の弱小宿屋という感じです。これは初めて言ったはず。多分。
旅人が多いということは、大抵の場所に行くための通り道になりやすいわけで、要するに地図的に真ん中にでもあるんですかね……地理に疎いのでどういう原理で交易が盛んとかそういうのが決まるのかがイマイチ分かっていません……大都市は防壁的な意味で宿屋町以外に通る交通手段がないと想像してるんですけど、そこまで入りづらい都市ってどうなんだろう。ファンタジーなら道が整備されきってなくて城の要塞感は普通かな。
エマが貿易(というか物流)の仕事している相手が宿屋町の一部で、宿屋町から大都市の物資が賄われてるんだろうかなあ。キサラちゃんの住んでる場所は宿屋町でも地味なところって設定なんですけど(地味ゆえに領主の息子が大きい顔できてる)、エマは期待されてない分その地味な場所を任されています。本人は超張り切ってるけど。大都市は生活感のある町っていうより娯楽と裕福で満ちたところです。大きいと称しているけど自然の豊かさ的に宿屋町の方が地域が広い。
魔獣のはびこる世界で人間の数は億にも満たないだろうから、国として栄えているのは大都市の取り締まるその周辺だけだと思います。村や自治区は点々と存在してると思うけど。
自治がしっかりしてるから人間同士の争いが沈静化してて(というか軍隊が大都市にしかない)異種族間ではどうなるのか未知、の今のところは本当に平和な世界です。リョウタの異世界トリップはイージーモードすぎました。