365 | ナノ
アニメGE第十話観ました。
メテオライト編第一回目はレンカの過去回でした。
\貴方ハ、一体?/
\俺カ? 俺ハ、<ゴッドイーター>ダ/

話は十五年前、<壁>の中へ入ることの出来なかった空木一家(父母娘の三人家族)が一人の赤ん坊を拾ったことから始まり、レンカ氏がフェンリルへ向かうまでと、神機の改良が終わったレンカ氏が神機の再適合調整を行ったところまで。
第十話はアニメ版再開最初の話に相応しく見所が多かったです。
壁の外、アジールでの生活。母や姉がレンカに賭けた想いと、レンカ氏が口癖のように多用する「覆す」「繋ぐ」の意味。そして母、父、姉の最期。

前回「蒼穹の月」が来ると書いたな。アレは嘘だ!

再適合調整では本来一生外れることがないと言われる腕輪が無理矢理開かれ、神機の装甲の裏についているような黒いもの(恐らくオラクル細胞)が腕から腕輪へ何本も糸を引いていました。
確か一度装着した腕輪は腕にくっ付くという設定だったと思うのですが、そんな感じにくっ付くのかと、興味深く拝見。
リンドウさんの時はあれか、あのオラクル細胞ごとぶちったのか。なるほど、だから腕輪が外れたあと黒かったわけか。
今回の腕輪が開かれたところをみると、成る程ゴッドイーターは制御されたアラガミ化だっていうのも実感が湧きますね。
そして榊博士曰く「再調整には腕輪装着のときよりも大きな苦痛を伴う」らしく、レンカ氏悲鳴。

以降は終盤まで過去編でした。
今までレンカ氏が、ゴッドイーターの荒廃しきった世界でどのようにして生かされてきたのか。第九話のレンカ氏の言葉を借りるなら、今までレンカ氏がどのようにして「命を繋いで」もらったのか。
それからコンパスの謎。
第八話の時に「雨宮姉弟やサクヤさんも知っている人なんだろう」と言っていたな。あれも嘘だ!
端的にいえばコンパスはリンドウさんのものでした。
七年前に姉と共にアラガミに襲われたところを助けた若かりし頃のリンドウさんが、レンカ氏の姉にあげたものでした。
レンカ氏の言っていた「知り合いの形見」というのは、姉であるイロハの形見、ということ。敢えて「姉の」といわず「知り合いの」と表現したのは血の繋がりが無かったからかな、多分。
ただ、ツバキさんやサクヤさんの反応からすると、もしかしたらあのコンパスにはもう一つ何かある──例えばリンドウさんが誰かから貰ったコンパスだとか──のかもしれないですが。

全ての回想が終わった後、腕輪が装着され再び支部長に覚悟を問われたレンカ氏。
「今度は、俺の命を希望に繋げる番だ」
寿命が明確に解っているのでレンカ氏の覚悟が非常に重みを持って伝わってきました。
言葉を出すまでの間に今まで出会った人や学んだこと、彼らの言葉や過去の自分が思い出される演出も良かった。レンカ氏の成長が見て取れた気がしました。

次回「メテオライト」
表示されるキーワードの中で一番気になったのは「侵食痕」レンカ氏の腕に残っているあの錆のような痕のことかな。
そして、次回ついにメテオライト作戦が開始されると!
ツバキさんが「オペレーション・メテオライト、第一フェイズを開始する!」と!燃える!ツバキさん!ツバキさん!
一匹残らず喰い荒らせえ!!


8th.Mar.2016

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