がっつり長文れす!自分きっしょ(笑)
お友達口調だと不真面目に捉えられないか不安だったので、親しく愛称で呼び合う間柄の方も文面では「〜様」とか「〜氏」で統一しています。テンションは高いけど。キャラの中で一番〜は小ネタだと思って下さい、たまに暗い背景が語られるので癒し要素で。
灰田他 as 山原水鶏
個人的に太鼓持ち風のこのキャラについては特筆しておきたいキャラです。虎の威を借りる狐っていうのか、立ち回るのが上手いのよ。飴山さんがサンプルもらってきまーす! と元気よく駆け出して行って下さったのですが、よくいるんだよナァ〜〜〜〜、世の中にはこういうヤツって!! と思わしめるイヤらしさが何とも絶品なドロドロ具合よ。絶対裏では壁とか蹴ってそうでコワイ。でもこういうキャラがいてこそ面白いからな。現代組の女子グループと同じで。
山原氏には他作品ではイケメンで超可愛いマツシマからの唐突に出没しては勝手に死亡していく妙な謎キャラを多々演じて貰っているせいで読者は度々衝撃を受けるんですが、今回もやらかしてもらいますよ。希望外からオタクゾンビと、関東のドンファンことたっつん(紀州のドンファンの件ってどうなり??)というこれまたマツシマファンは笑えばいいのか泣けばいいのか戸惑う事でしょう。でも面白いんだもん……。個人的にはユーチューバーのダイチが好きです。テンションたけぇよ!! 身体を張ってネタに走ってる辺りが面白すぎる。こいつ、すげえ友達に欲しい。
野村聡美 as 縣ひかり
こちらも昭和のキャラ。富豪の娘さん、という設定なんだけど一体何の富豪?? っていう感じですがここも微妙に伏線なんだよな。お父様は富裕層相手に貴重な本を売っているんです。その貴重な本ってのが……と、察しのいいあなたならもうお察しでしょう。という事です。
当時は結核は不治の病だったそうで、亡くなっちゃう人が大勢いたそうですね。今では治る病気とされているけど……、そんな中で縣様の野村さんが、こ・怖すぎる……というかリアルすぎる咳き込み方……血の色が浮かんできそうで……、祖父が病で死んでしまったんだけど、末期の時はまさにこんな感じで咳き込んでいたよ。呼吸したいのにできなくて喉で詰まって、上手く息が吐き出せないような感じ。思い出して身震いしてしまった……。出番はちょびっとだけどインパクトは恐ろしいと思います。病気は怖いし、恐ろしいと思うくらい迫力がないと駄目ですね。
カウンセラー as 水瀬うみか
男女可にしておいて、どちらの性別でもOK(喋り方も変わって来ると思ったので改変可で)だったキャラ。原作では男性なのですが、水瀬様の女性版の演技が女子アナウンサーみたいでめちゃくちゃ綺麗な発音だったので、台本の台詞を急遽大幅に書き換えてお渡ししました。さりげなーく重要な台詞を言ってるんですよ。この人。時が全部癒してくれる、と言ってるけどむしろ逆で、時が全部破壊しちゃってる。恐ろしや……。これも作品のテーマの一つなので、ちょっと、いやじっくり耳を傾けて置いて欲しいです。
林田 as ハオ
現代ワールドでウイルス媒介のトリガーになった先生。人間捨てた後のインパクトは普通のゾンビより数倍気持ち悪いので、初期レベルでスライムと出会うくらいだった今までのシリーズと比較すると、初期レベルで爆弾岩に遭遇するくらい危険である。ララだけはこの化け物と対峙済みだったので、彼女がいたお陰で被害は最小限に食い止められたのかもしれない。ハオ様にはバイオハザードモードな林田先生(聞いてるだけでこっちがむず痒くなってしまいそうでした、まさに、かゆい・うま)、他いくつかエキストラをお任せしてます。私、男Aとかで表記すると混乱することが分かったので、エキストラにも個々に名前を振るようになったのですけど、通りすがりのおじさんや男子生徒に至るまで頻繁に出て頂いているので、聞いているだけでキャラが立ちすぎてて楽しいです。
芹沢七海 as 日吉まる
お前らのトラウマ。彼女の存在が出てきた辺りから話の雲行きが一気におかしくなり、芹沢ヤバくないっすか?? と不穏な空気が立ち込める。いや、その通りなのである。初出の時は彼女の日記帳のモノローグからスタートするんですがそこがもうヤバイ匂いプンプン。果たして合意の上なのかそれとも……、日吉様の演技ではそれがボカされてて、淡々としているので異質さが際立ってましたね。もう、感情がどこにあるのか分からないのよ。何でそんな落ち着いてられるの!? って不安になっちゃう。とある読者は彼女の言う「自分の中にある悪魔」っていうのは単純に天使と悪魔が争ってるの〜★的な意味に受け止めていたけど、セリーヌの過去で彼がやってのけた鬼畜的所業を見るに「悪魔=子ども」?? と推測をしていて、つまり、先にオリヴィアが持っているような母性愛を真っ向から否定してるわけで。とりあえず良い意味でぞっとする日吉様の喋りに注目。
ヒューゴ as 汐瀬悠里
オリヴィアの弟で、さりげなく別作品にも登場していた少年。応募時に書いちゃったけど今回は死亡している事実が発覚する。そしてそれがオリヴィアの運命を大きく揺るがしてしまうのだが。汐瀬様にはこれまでも何度か少年とか女性とか、色んな役を演じて頂いているのですが前作のタックン(お前らのトラウマ)のような生意気盛りでわんぱくな子よりも今回はトーン抑え目で、しっかり者の男の子っていう感じ。そして更にお前らのトラウマを更新してくれる。そう、黒井被害者の会は今後も増え続ける、それこそゾンビハザードのように……。
カミラ=キンケイド as 犬神あう
不幸な女性なんだよなあ、この人。だからって許しちゃいけんのだけど、アルは「許すよ」って笑うんだよね。そのせいで余計にカミラは自分のした事に大きく罪の意識を覚えて、糾弾される事より許される事の方が辛いのだと知ります。この女性も復讐からああいう事をしちゃったわけで、だからこそ復讐はキリがない。犬神様は過去シリーズでは比較的イケメン役やイロモノなおばちゃん役でこちらを沸かせてくれますが今回はしっとりとした大人の女性ですね。ちょっと自嘲したような喋りが、何もかもどうでもよくなってしまった冷たい心の内を曝け出していて良いんだ。復讐が奪っていくのは命だけではなくて、人間の尊厳も奪っていくんだなって思わされるけど、全く説教じみていない演技。他にも婦人警官さんで一部目から出てくださいます。今回はイロモノ路線じゃないのか……!? 期待している人もいるんだろうな(笑)。
イーサン as 天ケ瀬カズマ
おとうちゃん……(´;ω;`)悲劇に輪をかけてるんだよなぁ。ここだけ切り取れば、本当にクラウン一派が極悪人でしかない。天ケ瀬様の泣き崩れる演技だけで胸が潰れかけた。いや、選考台詞なんだけど。そのくらい悲惨としか言いようがなかった。ここまでされてしまったオリヴィアも、間接的に女の尊厳を奪われたカミラも、そのどちらの動機も比べられるものじゃない。カタルシスなんつーものはない、もう只々哀れでしょうがない。全員に復讐の理由が作られてしまう。泣き崩れて行く時の声は夢に出そうでキツかったです……。
純介 as かけこ(希望外)
他にもオタクゾンビ(何故かちゃんと喋る)、ビッグダディとイロモノの多い役を兼任して頂きました。純介は普通の爽やかお兄さん、と言った感じだったので希望外からリクエストしてみたのですが、他の濃ゆいキャラはサンプルを聞かせて頂いてお願いしました。序盤の和む部分なので、個人的にはめっちゃ楽しみだったりする。特にオタクゾンビ、もはや全裸待機するしかない。
ヤラせないバニーガール・アンナ as 梨雛(希望外)
ちょい役なのに「み・な・ご・ろ・し★」と二刀流で微笑みかけるインパクトが妙に厚みのあるアンナさん。そして貞操観念は高く、そんなセクシーな服装なのに絶対にヤラせない女である。モデルは冒頭でも記した「シザーチンP」なる気の狂った映画に出てくるバニーガールの因幡うさこさん(役:範田紗々さま)なんですが、もっと出番あってもいいくらいこれまた濃ゆいキャラですね。梨雛様は大人っぽい、艶っぽい声が上手でしたので、ちょっとネタ入ってしまうんですがいかがですかね、と奨めて見た所喜んで引き受けてくださったので楽しみです。みなごろし★(にっこり)
オタサーの姫しおりん as 麻倉ひよこ(希望外)
こちらもゾンビなのに何故か喋る! そして商魂魂を忘れない!! しかもキレる!! 妙にテンポのいい、これまた強烈なキャラを生み出してしまったんですが、今しがた麻倉様より音声を貰いまして、いやもうすんごい可愛いのに「はい、五千円」で爆笑しました。おまけにそこからキレて「男と外泊したぐれぇでガタガタ抜かすな!!」とアイドルも楽じゃないのね……と思わせるブチギレ演技がキレキレすぎる。ある意味本質を突いているのでは(笑)。思わず私もしおりん推しになっちゃうじゃねぇか! 可愛い声からの本性発揮は是非聞いて欲しいです。
笑美子 as ちそら(希望外)
岡本の娘で、電話越しでの親子の会話……こんな状況でしか和解できなかったとか……、もっと何とかならんかったのかと思う、実に切ないシーンですね。音声は既に頂いていますが、悲しいのう。親子喧嘩、何て言ってしまえばそれまでだけど、溝は酷く深い。笑美子は終始冷たく接しているけど、最後の最後、「待ってるから」とほんの僅かに救いのある台詞回しが良かったですね。もう再会出来る事はないんだろうと思うと心底泣ける……最後に孫と、そして娘に会いたかっただろうになぁ岡本さん。
南雲沙月 as しぐれるぅ。(希望外)
エクサは色んな意味で妊婦さんは見て(聞いて)ほしくないんですが、逆に子を持つ人には見てもらいたい部分もあります。沙月さんは死産で子を失い、本当に精神的に辛かったんでしょう。飴山さんがざっくりできた台本を見た後で漏らしたのは「黒井の持つ母のイメージってこうなの? 凄くマザコンかその真逆に思える」と言われたのを覚えてるんですが、母親と言うのは不思議な生き物で、たった数か月と言えど同じ体内に別の魂が宿っていたんだから、多少なりと特殊な執着を見せる事もあると思うンだわ。沙月さんもその通り。でも、旦那さんは止められなかった。それでも彼女が壊れる前に、手は尽くしていたんだと思う。しかし沙月さんの悲しい母性が、それを越えてしまった。音声は既に頂きましたが、ほんの少しの出番なのに残酷で恐ろしくて、どうなっても幸福には転ばない雰囲気。親バカとバカ親は違うんだよね……、彼女もまた、どこまでも『母』だったのです……。
芹沢真知子 as 紅野鈴蘭(希望外)
芹沢家の母ですが、父の気配がないのは何なんでしょうね……紅野様には色んな役をお任せしていますが一番キレていたのが真知子お母さん(名前は何気にここで初公開なんですけど)ですかね。音声は既に頂きましたが、「変態っ!!」て罵るんですよ実の息子を。明らかに空気が一変する所ですね。こいつら普通じゃねえ、って七海のモノローグを併せると怖い事怖い事。足の踏み入れたくない領域だなぁと思いまs……おっとこんな時間に誰かが……。
▼他、希望外からこんなにも豪華な方がおりまっせ〜〜!!
・倉持ねりね(藍君のクラスメイト、マリナちゃん他。藍君の事好きそうだよね)
・金城たわし(今風の女子生徒や女教師を高速で頂きました。ゾンビ役も大活躍して頂きます。トリックオアトリート!)
・佐久間流(こちらも女子生徒やら諸々と……いやはや毎回いろんな役どころでお世話になっております)
・呉丸寿樹(ダン君のお友達、伊藤君を頂きました。ま〜ダン君をヒヤヒヤさせてくれるんですけどね、にやにやですねコレ。ゾンビ発生中はどこにいたんだろ……)
・明楽雄貴(低めボイスが印象的だったので、ん?? 声変りしたかしないかくらいの男子生徒もいた方がリアルなんじゃないの?? と思って、思い切って男子生徒をリクエスト)
・林重吾(あちこち色んな箇所で活躍してくださいました。頂いた音声ですがどれもイイ演技なんですが、仁科君いいよな。面白い方向に話引っ張ってってくれるし。最後どうなったのか気になる子です。個人的に林様の低音むちゃくちゃいいんだよなぁ〜)
・高木高子(こちらも今風女子高生をリクエスト。何気に役名ついてるんですよね、タピりたいお年頃のリンカちゃん)
↓まだ台本未送信です。二部以降なので〆切長い目でワード数もどでかくはないのでまた順番に送信いたします!
・あそぶ
・pen
・黒沢廣
・粥バナナ
・谷風結香
皆様良い演技をなさる。何度でも言うがキャストの豪華さにつられて見ると心に傷を負う。そのくらい凄い演技を見せつけてくれるので、色々背負いたくない人には無理強いはさせない。でも過剰に期待してください。