※イラストは公式イラストレーターの來住さんによるものと、読者の方に頂いたものと依頼した絵があるので著作権諸々の理由で現時点での使用は禁止でお願いします。

がっつり長文れす!自分きっしょ(笑)

お友達口調だと不真面目に捉えられないか不安だったので、親しく愛称で呼び合う間柄の方も文面では「〜様」とか「〜氏」で統一しています。テンションは高いけど。キャラの中で一番〜は小ネタだと思って下さい、たまに暗い背景が語られるので癒し要素で。



白石壇 as 関口量治




キャラの中で一番、ドリンクバーで五時間くらい粘ります枠

作中だけでなく、女子読者にもモテモテなモテ男である。顔も心もイケメンな真人間だ。エクサはキチガイのメーターがやばい分、比較的まともな人も多い(と、思う)。ケイとは男女の枠を超えた何でも話し合える友人というか家族、といった感じ。しかしながら彼はケイちゃんに思いを寄せているので一方通行なのである。青春っすね。登場人物のほとんどが神代様〜と目をハートにさせてるけどこっちの方がいいって。多分。こういう遊んでそうなのに一途男子いいよね。こういう学園ヒエラルキーとパニックものを掛けるととても相性がよろしい。ちなみにDVD一巻目の裏表紙は彼とケイちゃんとの別離のシーンが描かれていますが、瀕死のダメージを追っていてもなおイケメンである。ずるい。エクサは味方側が明らかにおかしいバキ並みの超人揃いなので、冒頭で彼のいるシーンが一番キャラのバランスのメリハリあっていいよね、と思う。

見たまんまで癖もないし、裏表もないし、イメージもぱっと出やすいのか、応募も多かったです。そしてどれも全部しっくりくるんですよなぁ。悩ましい事に。それで、じゃあ何が関口様の演技での決め手になったかって言うと、選考台詞にあったケイとの最期の会話ですよね。やっぱり看板にするのはこれです。「お前すげーいい女になったよ」ってのを聞く度に、彼の中でも我々の中でも決定的な何かが変わっていく様子がたまらんのです。そしてその台詞で起承転結してるんです。初めのじゃれあっている普通の男の子からの最後のアレは、物語の静から動への移行(特にゾンビものってこの辺重要なんだよな)にすごく合ってたんです。あと、飴山はやっぱり最後の別れのシーンがぐっときたし私も勿論そうなんだけど、私は「お前は冷たい女じゃねーよ」の所も良かったです。こんな幼馴染いたら毎日学校楽しいだろうな〜、って思うんだけど、やっぱりケイちゃんとは性別が違うってのもあって常に一緒にいてやれないんだよね。女子には女子の世界があって、男子には男子の世界があるんだから。だからこそ常にケイちゃんを庇ってやれないけど、これをサラっと言えるのは関口様の演技力なんでしょうね。特に死亡が決まってるリア充っぽいキャラは退場の演技力があってこそ輝くのだと思う。いや、復活するんだけども。復活後は暗い世界でも持ち前のキラキラ具合で読者のメンタルを保ってくれる貴重な成分ですよね。ていうかちょっとイケメンすぎて反感買いそうなんだけど、たまにはこういう子がいてもいいじゃないすか。ねえ??



北沢彩乃 as 木下結愛





キャラの中で一番、あんまり面白くないtiktok投稿常習犯。

陽キャグループにはいるけれど、根は引っ込み思案であまり強くは出れない子。いますよね? こういう女子。悪い子じゃないけど序盤では足を引っ張りまくる、ホラーお約束の失態を晒してくれるのも良い。パニックものではこういう子がいないと面白くならないので大事である。序盤はパワーバランスが絶妙なので、特にこんな子がいると盛り上がるんだよね。そして本当に優しい女の子なんでしょう、真世と玲奈の行動にも疑問視していたのだけど、最後は彼女達と共に逝く事を選んだ。末路は厳密に書かれてないけれど擦りガラスに血液がドバー! みたいな描写があるので限りなく生存率はゼロなんだろうな。結果としては最悪なんだけど「一人ぼっちにならないで」と叫んで皆を呼びかけるって結構凄いよね。自分には到底この状況で誰かを信じようなんて気にはなれんよ。極限まで皆が助かる途を探るというのは当然の考え方だろうけど。

イケイケな女子グループという事で一人がギャル、二人目がブリッ子、そして彼女はその中でも普通に近い子。しかも無理して二人に合わせてる節がある。応募して下さった声は結構色んなタイプがありまして、癖のない普通の女の子、明るい女の子、ちょっとおどおどした女の子……どれも正解なんだよねえこれがまた。こりゃまた難しいな〜と悩んでいたんですが、木下様の彩乃ちゃんはちょっと声のボリューム控えめで、本当に二人に遠慮してそうな感じがものすごい出ててリアルすぎたんですよ。でも、パニックに陥って叫ぶ時は転じて今にも精神崩れそうな儚さ。最後のセリフも無情さが漂っていて、絶望から一周してしまった感がひたすらに切ない。悲しいけど、ホントにいい子だったんだろうなこの子っていう感じで。三人の中では一番仲間関係が弱そうな彩乃ちゃんだったけど、ある意味本当に強かったのはこの子なんでしょう。逃げる事もできるのに、あの場に「私も友達でしょ」と言って飛び込む勇気はない。多分、私の視野が狭いのかもだけど友情ってやつは儚いものです。学校という一つの空間に張った、いつ砕けてしまうか。危うい薄氷のようなものなのですよ。だからこそ、少しの「絆」に縋りつく事しかできない。木下様の演技が私の心を掴んだのはこの辺りの彼女の繊細さが一番表現されていたからだと思います。出番は一部だけですが、木下様の切ない散り際に期待です。



桜木真世 as 猫Can




キャラの中で一番、渋谷のハロウィンはゴミ箱がないから散乱しても仕方ないんですとか言い出しかねない女

陽キャで押しが強くて、もういかにもな感じです。私は苦手なタイプですが、こういう子に媚びないと学校と言う空間では生き残れないから地獄ですね。まさしく女御意見番みたいな女子です。いわゆるスクールカーストのてっぺんにいる、洋画でいう所の女バチ(クイーンビー)ってやつです。現実的にはこんなスパイシーな人とは絡みたくないんだけど、創作においては面白いんですよねぇ〜〜。こういうキャラ。女子校出身なのでこういう子いるんだよねってすごい書きやすい。どうでもいいけど女子校=陰湿ってイメージあるけど、私の学校はエスカレーター式で上がって来た子が多くて、特にお金のある子が通い続けてるような学校だったので(うちは貧乏だったけども)みんな心にゆとりがあるのかイジメとかはあんまりなかった。少なくとも自分の周りでは。どうでもよいけどイジメって言い方よくないよね、幼稚園児じゃないんだからもはや傷害と呼んでもいいだろっていう。まあ関係ないね。

それで、私はこういう女の子を苦手と言いつつ書くのは大好きなんですが、声が付くとどんなんだろうな〜っていうのは過去の学生時代を振り返って決まってたんですよね。こういうタイプはこういう声なんだぞ、っていう。それがぴたっと当てはまったのが猫Can様です。もうね、怖すぎるんですよ。恐ろしい。凄く。自分に自信ありそうな、一人称が「ウチは〜」みたいな感じ。「マジ映え〜」のリアルさと来たら、女社会のドロッとした感じがよく出ててコイツは生々しい……となってしまいました。本人に聞こえるか聞こえないかの所でむっちゃひそひそ言っててキャハハ!!って声上げてそうなこの感じよ。凄くうわぁ……何だろうって、何らかのトラウマスイッチが入りそうでした。(ほめ言葉ですよ!!)嫌な性格ではあるけど、序盤の盛り上がりには不可欠なキャラだよね。凄くキャラ立ちしてるし。既に音声も頂戴してるんだけど、キラキラ女子具合が非常にリアル満載。ゾンビが発生していなかったらこういう娘が勝ち組なんやろうねェ。



矢作玲奈 as 華火(希望外)




キャラの中で一番、恋したら即・恋愛系の歌詞botをRTしたりポエミーな投稿をして、今の自分の恋模様と重ねてアピールしたがる系

スクールカースト上位なキラキラ女子で、見た目は清楚な感じなのよね。アレですよ、男子の言う「女はすっぴんの方がいいわーw」を体現したような女子。実際にすっぴんにしたら「ぶっさwwwどちらさまやねんwww」とか言うくせにな! ケッ! そんなわけで彼女にしたい美少女ナンバーワンな玲奈ちゃんですが好きになった相手が既に負け戦のダン君である。玲奈ちゃんは打算的な娘なので、直球で行く真世ちゃんとは違って絶対に自分から告白とかしないんだよな。相手に言わせなきゃダメで、自分から行くのは負けだと思ってそう。だからダン君からは好意を持たれている事を知られているどころかまともに会話さえした事のないような感じだった。ちょっとプライドの高い所が見えるよね。でもそれが悪いというわけではなく、彼女にはその曲げられないプライドがあったからこそ、あのラストだった。それまで読者の目からすれば嫌な女だな〜と思われる彼女だけど、あそこで一気に印象が変わってしまう。

そんなわけで、この三人組は集まった時の声の区別がとにかく絶対条件なんですけど、玲奈ちゃんは初めの方は割と応募率控えめで(やはり嫌な女だからだろうか?)中盤辺りから一気に増えだしたんですね。ロリっぽい声なんだけど、セラエノ断章ちゃんみたいなアニメ声じゃなくてもう少し現実にいそうな可愛い声を求めていたんですが、華火様の声質がものすごく近くて。サンプルを出してもらったんですが、あ、これは確かに男子は落ちそうだっていう説得力に満ちていて、何だか女の嫌な所を煮詰めたようなものを感じて最高でした。可愛い声からの腹黒ぶりが、まさしく女怖!! 三人揃ったら本当に凄まじくて、過去に女子社会の人間関係でギスった事のある人なら確実にHP削られそう(笑)。でも、玲奈ちゃんが単なる嫌な女で終わらないのはやっぱり最後の、ゾンビ化した真世を恋い慕っているダン君と、口には出していないけどそんなダン君が好いている恋敵を救おうとした姿なんでしょう。敵に塩を送るじゃないけど、ダン君を悲しませたくないその気持ちは本物なんだよね。そんな玲奈は全然「嫌な女」じゃないし、流されるがまま右往左往している人間達とは、比較にならないぐらい素敵な女の子なんです。そういう側面を、華火様の声は見せつけてくれるんじゃないのかなぁと思いました。



岡本昭和 as KK


キャラの中で一番、プリウスでむやみやたらに車線変更を繰り返すか強引に右折してくる

すぐに「クソ」と悪態をつき唾を吐くチンピラだろうがヤクザだろうがゾンビだろうが怯みもしない、ある意味強い人間です。若干パワハラの気があるので芹沢からもケイからも当初はちょっと嫌がられていました。でも不器用なだけの人なんだよね、多分。男・山根と同じでちょっとお口が悪いだけでお人柄は良い人だと思うの〜。いや、良いかは分からないけど、例えば『LSD』スピンオフに出て来た元マル暴イクラちゃんより付き合いやすい人種だと思われる。応募の時点で彼の辿る運命はもう思いっきり書かれていたので衆知の事とは思うんですが、本当に本当に不器用なんだからもう。娘にまで誤解されちゃうってどれだけ報われないんだよ。そして和解するのがこの状況ってどれだけ皮肉だよ。でも岡本本人も知ってるんだよな、妻との最期に立ち会えなかった時点で自分は死んでいたも同然だ、って。KK様はそれを承知で演じてくださったようですが、ラストの台詞が渋くて悲しすぎて引きずった。ああ、この人はもう死ぬ気なんだな……っていう、覚悟を決めた人間の切なさが伝わって来た。それまでは単なる横暴なヤカラにしか見えない岡本だったけど、玲奈ちゃんと同じで彼もまたやり遂げてるんだよね。ヒーローと呼ぶにはちょっと柄が悪い気もするので、ダークヒーローという立ち位置になるのかな。こいつ自身もぶっ飛んでるけど、KK様の感情を抑え込んだ演技がみんなのブレーキ役になっているような。オラってはいるけど、本当は家族との復縁を望む、悲しい中年の成れの果てがしっとりと再現されておりました。このまま実写にするとしたら根津甚八さん辺りが合いそうです。(すげぇ個人的な感想&名優でしたね)


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