大場みつ子(おおば・みつこ)



女性のみ / 20代前半
声質イメージ:ごく普通の、優しいお姉さん声。なんちゃってナマリあり。悲鳴あり。ただしゾンビになってしまうのでそちらの演技も可能な方。
前島の恋人兼婚約者で、病院の看護婦。心優しい性格の持ち主で患者達にとってはまさしく白衣の天使といった女性。しかし彼女自身は、心のどこかでは大半の入院患者が死を待つのみの人間達ばかりという現実に半ば諦観したような思いも抱いている。
看護婦長でもある長谷部タエとは反りが合わない……というよりは、彼女の業務的で冷たい態度が嫌で仕方がない。能面のように患者達に接し、希望を抱かせるような事もせず、そして看護婦達にも厳しい事しか言わない姿がどうにも嫌な感情を抱かせているようだ。

タイムループによる地震が起きた際に腕をゾンビ化したおっちゃんに食いちぎられれしまうが、何とか止血し気丈にも他の怪我人達を助けて周っていた。しかし次第にウイルスが周り、出血量も激しく立つのもままならなくなりそのまま前島の腕の中で帰らぬ人となってしまう。
以降、ゾンビとなり復活しケイや前島らの前に何度も現れるが結局前島が殺せずじまいに終わる。最後は幾ばくかの良心を取り戻したのかゾンビになりつつも前島を庇い二度目の死を与えられた。

台詞量:
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選考台詞:
01_みつ子
「……明日、野村夫人の手術やってね。あたしも執刀に加わるんよ。(※オペには教授も加わるから大丈夫だと言われ)……せやけどなぁ……なんちゅうか……山瀬教授、最近自分の功績上げたいんか知らんけども、周りが見えてないちゅうか――あたしみたいな、看護婦風情に教授へ口出しできる権限なんてないんやが」


02_みつ子
「喀血、……喀血しましたっ!」
(手術中、安全だと思われていた手術であったが徐々に血圧が下がり、やがて患者が吐血した事を叫ぶ。慣れていない為に酷く動揺している)


03_みつ子
「(――ああ、嫌らしか。そやけん、看護婦長になれたんやわ……こんな氷みたいな人が!)」
(婦長の長谷部の非人道的な態度に嫌気が差しつつ、しかし彼女が本当は教授を男として愛しているのではないか、教授も教授でそんな彼女を贔屓にしていたのではないか? と気付き、酷く嫌悪感を覚える。)


04_みつ子
「周作くん……あ・あたし、もう、だ、だ・駄目みたか……せめて最後ば、手ぇ握っててくんれ――もう、痛みも感じんとよ……ありがと……愛しとるよ――」
(今わの際に、前島の腕の中で息絶える)
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