バス停のベンチに腰掛けて待つこと約三十分。


バスが来たのが見えるとすぐに立ち上がる。




ドクドクと心臓が激しく動く。




髪巻かない方が良かったかな。


小花柄ののワンピースの方が好きだったかもしれない。


このリップの色嫌いだったりしないよね。




向かえなんていらないと思ってないかな。


もう、あたしの事好きじゃなくて他に好きな子なんていないよね。


もしかしたら、付き合ってると思ってるのはあたしだけなんじゃ……。




不安と緊張が混ざって、変な事ばっかり考えていると。




バスの中から翼が降りてきた。





- 4 -



[*前] | [次#]






「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -