あたしは短距離には自信があって、二位との差を広げることが出来た。
「新見ー!!」
「がんばれー!!」
クラスの応援が聞こえる。
みんなが必死になって応援してくれてる。
走らなきゃ。もっと速く。速く。速く。
一周200メートルの半分、100メートルを越えたあたり、
「うわっ!」
足がもつれて、
こけた。
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