短編 | ナノ

ツイッターで呟いていたネタ詰め

#うしろになにかいる審神者

「あれ? 主さん、首に小さな傷が出来てますよ。血はもう止まってるみたいですけど…どうしてこんなところ切ったんですか?」
「え、傷ですか? 本当…また出来てる…」
「…『また』?」
「えぇ、昔からたまに首に小さな切り傷ができていたりするんですよ。身に覚えはないのに、気付けばできているんですよ」
「それって危ないんじゃないですか…?」
「いやだ堀川くんったら、そんな心配な顔しなくても大丈夫ですよ。いつも小さな傷だし痕も残らないし…あら、何か落ちていますね」

ひゅっ

「…………」
「おや? 更に何か黒い髪の毛まで落ちている…」
「主さん、あの、髪の毛が……」
「どうかしました? ……あらあら、切れてる。なんででしょうね? 不思議だわ〜」


#小銃兼正という刀が好きで考えるだけ考えてそっとしまっておいたネタ
※実在する刀剣をモデルにした創作刀剣男士です。
※あと小烏丸実装前のネタでした。


「小銃兼正、くん? えっと、君も刀剣男士…で合っているのかな」
「はい、自分は間違いなく小銃兼正です。そして男士、くん付けで合っておりますとも。正真正銘、かの有名な村田刀の付喪神であります!」
「射撃のほうが得意そうって言われる?」
「村田銃は関係ないでありましょう!?」

「料理当番…?そりゃあ豚の頭骨を一刀両断しても刀身に傷一つつかなかったという逸話はありますが、まさかそういう意味に取られるとは」
「実際に斬れたのかい?」
「それはもちろん! ……しかし料理はその、ちょっと」
「……ああ、うん、後は僕がやるよ」

「兼正は反りも浅いですし見た目はほぼサーベルですが、 蜈蚣切丸様や小烏丸様を参考に作られた部分もちゃんとあるんですよ。鋒両刃、小烏丸造りと呼ばれています。それで小烏丸様は……え!? まだ居ないの!!?」



#もうなんでもいいから武器を創作キャラにしようとしたネタ
※男審神者と創作武器女が会話しています。正直二次創作感ゼロです

銃剣女士「正直斬れ味に自信がないんですけど……」
さにわ「でもほらアレだろ、銃剣道とかあるだろ」
「まあ突くとかなら一応できますけど槍の方にお願いすべきかと」
「それはあるかもだけどさ…」
「あとですね」
「うん?」
「撃ったほうが早い」
「元も子もねーーーな!!」



「はじめまして、現代的な短刀です。名前が特になくて……刃渡りは10センチ程度、鍔もなかったりします。短刀というか匕首ですね。どう考えても暗殺向きだと思うんですが、何故か呼ばれたので来ました。鍔迫り合いになるような白兵戦は出来ないので、ミドルレンジからちくちくとサポートしたいと思います」
「いや中距離からどうやって戦うんだよ」
「スローイングナイフ的な感じで」
「自分を投げるの!?」
「顔に刺されば一発で仕留められますよ。外れたら己で回収しにいきますが、万が一鹵獲されたらすみません」
「使い勝手わっっっっる!!!」

「というか言うほど白兵戦に不向きでもないだろ。接近できれば」
「だと思うでしょう……しかし悲しいかな、間合いがあまりに短いのです。脳天串刺し、もしくは首を掻っ切ればおそらく一撃ですが、その前に多分やられてしまいます」
「お、おう」
「それに投げたほうがかっこよくない? と思いまして」
「かっこよさのために自分を投げるなよ」
「でも銃,弓,投石兵を使えない状況で大太刀や槍、薙刀で届かない距離に攻撃できるのは利点だと思いませんか。障害物が多いと当てるの厳しいけど」
「ものすごく限定的な運用しか出来ないじゃねーか」
「でも中距離攻撃出来ますしぃ〜」
「うわっ腹立つなこいつ…しかしうちにはもう遠距離向けのヤツがいるんだなこれが」
「えっ!?」
「呼んだ?」
「じゅっ、銃剣貴様ァ!」
「こいつはすごいぞ。1キロくらいなら普通に攻撃できる」
「そら銃だしそうでしょうねぇ!」


#『プログラム』な刀剣男士と人間が苦手な審神者 のあらすじ


"純正"人間の生き残りが少ない2X00年、歴史修正主義者との戦いは未だ終わりを迎えていない。今や刀剣男士は完全に電子的な存在となり、自我や実体を持たないただのプログラムとして歴史修正主義者と戦い、審神者はその監視役として本丸に派遣されるという形になっていた。
ただ一人血の通った肉体を持つヒトと話すことが苦手な純正人間のXXは、審神者――監督役として淡々と指示のみを出しては、執務室に篭もる日々を過ごしていた。

ヒトと話すことが苦手なXXだが、ある日出来心で彼ら刀剣男士に話しかけ始める。彼らに話しかけても返答などあるはずもなかったがそれが逆に心地よく、壁に話しかけ続けるかのようにXXは彼らに一方的に労りの言葉や何気ない雑談を投げかけ続けた。
話しかけ続けて数ヶ月が経ったある日のこと、XXがいつも通り戦場から帰還した刀剣男士に労りの言葉をかける。
「今日もお疲れ様」
「ああ、主もお疲れ様」
 
 ――なんだって?

いつしか自我を持ち始めたプログラムである彼らに動揺を隠せないXXは、政府に報告をしようとする。しかし、これはバグなのではないか。もし報告することで、この本丸が解体されてしまったら――。



#







[ ]



×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -