肉まん


「三好!大変だ!」
「どうした」
「急激に肉まん食べたくなってきた!」
「そうか」
「と思ったら調度良いところにローソンが見えてきたね!」
「お前今日サイフ忘れたって言ってただろ」
「三好のサイフがあるじゃん」
「……俺は買わないからな」
「肉まん!肉まん! ほら見てよ俺の手を!寒さで真っ赤になってる…このままだと霜焼けになる!だから俺には肉まんが必要なんだよ!だから肉まん買って下さい!」
「寒いなら俺が手ぇ繋いでやるよ」
「……」
「……」
「……周りの目が痛いっす。手を離してほしいっす」
「寒いんだろ」
「……」



おわり





人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -