久しぶりにSSを書きました。

...ちょっと重いですね。
希望という題名は完成してから付けました。初めは絶望という題名でした←

でも、ここまではいかなくとも同じような気持ちになる事ってあると思います。
自分が1番分かってる、もしかして、能力がない事や、誰かに嫌われている事、必要とされていない事などなど...。周りから言われる前から分かってる。
だけど、私は今ここにいて、生きていて、どうにも出来ない、どうしていいか分からない。そんな、辛い気持ちが。

主人公はそうした気持ちから逃れたかった。死神になれば、誰にも迷惑をかけずに、任務先の知らない地で勝手に死ねるかもしれない。そう思って。
でも、それだけではわざわざ死神にはならないでしょう。
日番谷君を知りたかった、同じ立場に立ちたかったというのが元々の本心です。

上流貴族の主人公は周りの大人たちの言われるがまま結婚する事になった。でも、主人公は日番谷くんを愛していた、理解しようとした。一方日番谷くんは、関わり方が分からなかった。上流貴族の主人公に、流魂街出身の自分は馬鹿にされているのではないか、だからこんなに優しく接されているのではないかという疑心。お互いがお互いを知らないからこそすれ違ってしまった。
そんな毎日でも日番谷くんは主人公を愛していた。でも、主人公の気持ちが分からないからこそ、突き放してしまう。

貴族だから優遇され、死神になった主人公は、能力も人並みだった為周りの敵も多い。そして、愛する人に見向きもされない。...つらたん。←
そうして、任務先で重症を負った主人公は死を望んだ。助けも呼ばず、ひっそりと消え去ろうと思った。

そんな中、ひょっこり現れた日番谷くん!\(^o^)/初めて、自分の気持ちを伝えます。

そして、希望というものを考えるのでした。
救いは絶対にある。生まれた事が不幸だというのなら、歩き続ける中で希望を見つければいい。望む事が、それが希望となっているのだから。
主人公の希望は、日番谷くんなのでした。

最後になりますが、わたしは心から死にたい人間なんていないと思うのです。
心の声に耳を澄ませば、怖い、生きたい、本当に良いのかな、もしかしたら、という僅かな揺らぎがあると思います。
それを振り切って自らの命を絶った方々は、本当に辛い思い悲しい思いをしてきたのでしょう。それらを振り切る位の強さが生まれたのでしょう。その悲しい強さを、小さいものでも希望を見つける強さになって欲しい。そう思いました。



我ながら、「お前のつまんねえ人生...」のところかっこいいと思ってしまいましたサーセン。のくせにうる覚え←

管理人は就活です。希望を見出したいです(笑)


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