あとがき



ここまでご拝読いただきありがとうございます。
今回は『東京異端審問var.でお話を書いたらどうなるか』という思いつき突発ものでした。
その中でも冒頭やプロローグ部分となる序章を書かせていただきました。
実は設定よりこっちのが先に出来てたなんてそんな…。
個人的には『漆黒』とか『刹那』とか、地味に厨二くさい単語が使えて楽しかったです(笑)
名前は出てきてませんが悠斗くんを主に書いております。
スーツの男=悠斗くんです(笑)

個人的な想いで「冒頭には人名を出さないようにしよう」という考えがありまして、結果、若い男とスーツの男こと悠斗くんの文章の書き分けに大変苦労しました…(笑)
両方とも男なので「男の〜が」みたく書くと「え?どっちの?」となってしまって、本文では何度も主語を登場させ、少ししつこい文章になってしまったかもしれません。

何故こんなことを…と言うと、私が文章を考える際に脳内では映像または漫画調に構成が出来上がっていくからです。
それを文章に起こしていくので、映像や漫画調にしていると人名がなかなか出てこないのです。
普段は台詞なんか入れてどうにか人名を出してるんですが、今回は折角なので脳内構成まんまで書かせていただきました。

ちなみに、悠斗くんの名前はいつ出てくるかと言うと、この話の続きを書いた場合の次のページの冒頭あたりに登場する予定でした。
以下のように出てくる感じです。


「ご協力ありがとうございました。仲沢警部補」

到着した警官たちが若い男に手錠をかけ、路地から連れ出していった。
手錠さえかけてしまえばもう暴れることも出来ないだろう。
ビシリと背筋を伸ばし、お手本のような敬礼で謝辞を述べる目の前の警官に視線を戻しつつ、スーツの男──仲沢悠斗は片手を挙げ、その手を横に振った。


といった感じです。
まぁ、続きを書くことはないのでこの悠斗くんはスーツの男のままですが(笑)
しかし、今後気が向いたらまた今回出ていないメンバーを書くのに書きたい部分だけ抜粋して今回のような駄文を作り上げるかも知れません。
私の気が向いたら。
気が…向いたら…。

最後に改めて、ここまでご拝読ありがとうございました。
また機会があればお目見えできると嬉しいです。

以上!





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