2019/12/16 08:46
始めに眠り姫は善逸さんに設定しました。魔女の呪いは血気術で、お嫁さんは魔女の呪い(血気術)を解けないけどお姫様を助ける12番目の魔女です。物語のキーパーソンですね。話の流れ的にはお嫁さんに王子様の役をしてもらうのがよかったんでしょうが、善逸は自分の意思で目を覚ましてくれるだろうな、と考えました。
そして文章最後の方ではお嫁さんが眠り姫ですが、ここで善逸さんは「お姫様を何物をからも守る」茨の役になっております。お姫様を守ると言うよりも近付くものには容赦なく刺で切り刻むという独占欲の表れです。
終始通して王子様がどこにもいません。強い誰かに助けられるより、泣いて縋って共倒れても構わないから二人が良いってお互い思ってます。
この二人のベースには共依存、という(私の中で)ちょっと重たい設定をつけております。それに基づいて文章が出来上がって行くので「愛が重い」と感じる方もいるかもしれませんね。