宮瀬ケイ 高3 ♂
「絶対ココから出てみせる…!!」

いたって普通の青年。日常のほとんどをアルバイトに費やしていた苦学生という記憶が残っている。この場から出るために、とにかく落ち着いて話し合おうとするが、なかなかうまくいかない。鷺沢になぜか自分と似ているところを感じ取ることがある。この状況下でも、たまに支倉の下ネタに反応し、神澤に嫌な顔をされる。両手に包帯を巻いていたが、理由は覚えていない(その下に傷もないのだが)。



神澤ゆうき 高1 ♀
「気持ち悪いこと言わないで!あんた嫌い!

皆と違う制服を着ている少女。11人の中で唯一「断片的な記憶」がない。頭の回転が速く話し合いの場において、話を要約したり、ヒントとなる部分に気付くことができる。しかしツンデレ気質なため、その事に対し「すごいな!」などの声を宮瀬がかけると「別にあんたのためじゃない!」と返すのがパターンと化している。宮瀬&支倉の下ネタアタックの標的。



鷺沢 萩 高3 ♂
「大切なものを見つけたんだ、どんなことをしてでも守らなきゃいけないものが…!」

高3にしては落ち着きがありすぎる好青年。神澤と同様、この人も制服が違う。秋城の兄だということが「断片的な記憶」だが、妹の秋城にはその記憶がないため、お互いに困惑している。また、話を思うような方向に持っていけない宮瀬の良きサポート役。愛海曰く「こういう笑顔でニコニコキラキラしてるタイプの男は、執着したものに対してはすごくキレるタイプ。」



愛海璃來 高2 ♀
「皆で話して友達ごっこも良いけれど、この中の一人は犯人で、皆でなんか帰れないのよ?」

本ばかり読んでいる口数の少ない少女。皆が話し合いをしている時も本を読んでいる文学少女。そんな彼女に耐えきれず山原が怒ったりするが、一切気にする様子はない。このまま出れなくて死ぬなら、好きなことをして死にたいというのが持論。話の合間合間でポツリと呟く言葉が意外にもヒントだったりする。「断片的な記憶」は「トモダチなんていなかった。隣の席の人とも話したことないくらいだもの。」



秋城梨奈 高1 ♀
「おうちに帰りたい…パパとママに会いたい…助けてよぉ!!」

小柄で、この状況を一番受け入れられない少女。事ある毎に「もういや!」「助けて!」など発狂する。終始泣いているのを、山原・柏木が慰めている。鷺沢の妹であるが、本人にその記憶がないためなんだか微妙な関係に。そんな彼女に残された「記憶」は「ストーカー被害に遭っていた」ということ。それに対して咲夜に「被害妄想なんじゃないの?」と反論されている。



支倉 臣 高2 ♂
「まあさ、皆で話せば色々わかるってー!とりあえず、オンナノコたち僕の周りに集まりなよ」

自称チャラ男。もはや流行っているかも分からない「チョリーッス!」が口癖。すぐに下ネタを連発するが、その度に神澤に嫌われていく。広瀬がクラスメイトだったため「広瀬っち」と呼んでいるが、当の広瀬は「こんな奴知らねー!!」と全力で否定。鞄の中に度の分厚い眼鏡と参考書が入っていたが誰の物かは不明。真っ黒な髪をワックスでゆるくキメている(本人談)



山原晴樹 高2 ♀
「大丈夫大丈夫!皆で落ち着いて、皆で脱出できる方法を探そうよ!」

しっかり者。この状況下でも「落ち着こう!」と声をかけられる子。話が逸れていくのを見逃さず「はいはい、話戻して!」と話せる。全員が調和を生めば、何とかなると思っている(思いたい)。愛海の悪態につっこんだり、秋城の慰め役に必死。「断片的な記憶」は「学級委員長だった」ということだが、見たまんまなのでなあまり役に立たない情報だと咲夜に言われてしまう。



柏木藍李 高2 ♀
「ちがうの!犯人だって記憶ではないんだけど!い、い、言えないんだよー!!」

元気系少女。普通の女子高生!といった感じ。可愛らしい雰囲気から支倉に「姫」という称号をもらう。この状況に戸惑いつつも、何とか希望を見出だそうと前向きな発言が多い。「断片的な記憶」はあるものの「絶対に絶対に言えなーい!!」と公言。実は「広瀬のことが好き」ということなのだが、乙女がそんな本人を目の前にして言えるわけないじゃない!



咲夜 高2 ♀
「バカじゃないの?慰めあってるあんたらを見るだけで吐き気がする」

クール系な美人。キツいことをよく言い放ってしまうため周りからすぐ反感を買ってしまう。しかし本心では「仲良くなっても皆では出られない」と思っており無駄な関わりを避けたいと思っている素直になれない子。反感を買う度に桐谷がかばってくれるがその理由は「桐谷と恋人同士だった」から(ちなみにこの「記憶」は桐谷にもある)。「桐谷が自分の人生において一番大切」という「記憶」もあるがそんなのを人前で言えるわけがない。



桐谷ひすい 高2 ♂
「大切なものをどんな方法でも守る…か。その気持ち、俺にも分かるよ、うん」

顔良しスタイル良し秀才爽やか運動神経抜群の完璧ボーイ。思わず宮瀬が「何でも完璧なんて…モテたんだろうな…」とこぼすほど。しかし本人曰く「でもね、勉強だけはいつも学年で2番だったんだよ」とのこと。「いやいや十分すごいから」by宮瀬。ちなみに「咲夜の彼氏だった」というのが「断片的な記憶」また、もうひとつの手がかりとして、鞄の中に「ある手紙」が入っていたのだが咲夜を心配させまいと秘密にしている。



広瀬紫苑 高2 ♂
「ちがーう!俺はこんな変人と親友じゃねえ!キオクはなくてもそれだけはちがーうっ!!」

いたって普通の男子高生。鞄の中(そもそもこれがラケットバッグ)に入っていたラケットなどからテニス部だったのでは、と思われるが本人に記憶なし。支倉に広瀬っちと呼ばれるが、こんな友達はいなかった(はず)!と訴えている。しかし彼のもつ「断片的な記憶」の中に「親友」と呼べる人間が身近にいたというものがある。本人曰く「断じて支倉ではない」らしい。あからさまに好きオーラを放つ柏木への扱いに若干戸惑いを感じている。



ちそら ?? ♀
「さあ、私を殺した犯人は誰なのか。絶望-ショータイム-の始まりだ」

棺桶の中で眠る少女。それ以外に分かることはない。首に赤いリボンを巻いている。着ている制服は秋城、山原、柏木、咲夜と一緒のもの(そのため多分女子高生?)。この事件の謎の鍵を握る。


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