▼streamed

結局その後、まだイタリアンのお店にいたときに棗が発見したという連絡が回ってきた。今夜は彼の部屋に絵麻は泊まるのだろう。私は私で光の家に連行されていた。



『んんっ・・・!?や、ちょっと・・・!!』



着いてリビングに通されたと思えばソファーに押し倒される身体。上からのしかかられてしまえば勝ち目などないに等しいのだけど抵抗する。ほとんど意地だった。



「今まで通り兄弟でない光に抱かれてると思えばいいだろ」



酸素を求めて開いた口の中に入ってきたのは彼の舌。自由気ままに動くソレに翻弄されてしまう。

身体が知ってるんだ。彼に身を任せてしまえば気持ちいいことを。極上の快楽を与えてくれることを。

やば・・・力が入らない。



『・・・・・・・・・っ、ふ・・・・・・んん、せめって、ベッド・・・・・・んぁ!?』



もう何も考えられない。ただ目の前の欲に溺れるだけ。


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