五男と!


もう少しで日付が変わる午後11時30分。私はつば兄と繋がっていた。



『…っ、んん…あ、ふっ…』

「そーそー。桜華、もう少し早く動ける?」

『ん。分かった……あ、あっ!』



私はつば兄の上で必死に腰を動かす。上下左右に、なるべく自身の良い処に当たるように。それでも絶頂に達するには足りなくて。もどかしく動かしていた。

そんな私を下から楽しそうに見るつば兄。時々、下から思い切り突かれて腰が跳ね上がる。思い切り動いてほしい。私のナカをめちゃくちゃに犯してほしい。



『もっ、やだぁ…つばにぃ、うごい、てっ……あんっ!!』



おねだりが口から洩れた瞬間、腰を掴まれてつば兄を全てのみ込んだ。自重で限界まで入った熱棒。子を成す為の器官をグリグリされ、カリが弱いところを刺激する。待っていた快楽に私は全身で感受する。



『…っあ、あああああ〜〜〜!!』

「あ、ちょ、そんな締めたらっ………!」



膣が締まり、びゅっと愛液がつば兄の下生えを濡らす。そしてその急な刺激に耐えられなかったつば兄が私の膣内でゴム越しに射精した。薄い隔たりがあるって分かっているけれど、まるで出したものを擦り付けるような動きに興奮してしまう。

硬さを失った男棒を抜くだけでも感じてしまって小さく喘いでしまった。そんな私を見ながらつば兄はゴムの処理をして、軽く扱いて新しいゴムを着けて。



「桜華、イく時に目閉じちゃったから、もう一回ね」



ちゃんと俺の目を見ながらイってって言ったじゃん。それができるまで今日はやめないから。なんて言われても、達する時に目を閉じているのはほぼほぼ無意識だ。さっきだってその直前まではちゃんとつば兄を見ていた。なのに気が付けば瞼が降りていて。今日はなかなか終わらなさそう。明日の体力残ってるかな…。



「こーら。何、別のこと考えてんの」

『ひっ、あ、つばにっ、きゅうに…っ!』



意識が完全につば兄から飛んでいたところを急に現実に引き戻される。私を再び貫いた剛直を迎え入れるようにナカは絡みついていた。それだけでもヤバイのに肥大した豆を触られて。あっという間に絶頂まで上りつめた。



「あれ、桜華、もうイきそ?俺まだだからもーちょい頑張って」



そんなこと言われたって、もう無理。返事をしたくても口から漏れるのは甘い喘ぎ声だけ。なんだか悔しくって、つば兄と顔を近づけて唇を重ねる。舌を絡めれば獣の瞳をしたつば兄が目の前にはいた。



「桜華、そんなにイきたい?しょーがないなー」



興奮しきった雄の顔になったつば兄は思い切り腰を動かして。私はその刺激に達したのだけれど、また瞳を閉じてしまっていて。すぐに行為が再開されたのは言うまでもないと思う。


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