長男と!


朝日奈桜華は朝日奈家唯一の女子である。男兄弟13人に囲まれる華。桜華は兄も弟も蝶よ花よと可愛がられて育ってきた。

その愛の形が歪になったのはいつだったか、誰が始まりだったかは定かではない。兄たちは彼女の身体を貪り己の物だと証をつけるのだ。



『んんっ…まさ、にっ…ん!』

「どーしたの?桜華。良くなってきた?」

『これ、くるしっ…やだぁ…』



前からまさ兄に貫かれ、後ろは太いバイブが私のナカを暴れ回る。前も後ろもいっぱいでお腹が苦しい。後穴なんて排泄する場所で挿入する場所じゃない。気持ちよさなんてなくて、ただただ苦しいだけだった。



「…やっぱり初めてじゃ気持ちよくなるのは難しいかな」



仕方ないなぁ、なんて言うからやっと解放されるのかと思った。早く後ろのものなんて抜いてほしい、そして思い切りまさ兄ので奥まで突いてほしい。挿れっぱなしで動かないのはある意味拷問に近いものがる。

そんな私の期待と裏腹にまさ兄の手が辿り着いたのは大きく育った秘豆。やばいと思った時には遅かった。まさ兄はクリを擦って摘まんで。その刺激に膣がきゅうと反応してしまう。



『あんっ…!や、らめっ…!』

「ほら、桜華。後ろも気持ちいいんだよ。身体に覚えさせなきゃね」



ゆっくりとまさ兄の体が動く。その動きが余計に形を意識してしまって。快楽を享受しようと腰が勝手に動いていた。

まさ兄の顔が近づいてきて唇を合わせる。舌と舌を絡ませれば水音が出て、まるで上も下も犯されているよう。まさ兄の動きに合わせてお尻の中に入っているバイブも出入りする。もう違和感は感じなくなっていた。



『あ、あ、……も、イくっ!まさ、にっ、いっしょ、に…!』



ぎゅっとまさ兄にしがみつく。駄目だと思っているのに爪を立ててしまう。まさ兄が思い切り奥を突いて子宮と当たった時、私は腰を弓なりに曲げて快感を受け止めていた。絶頂に浸っているのに何かが私の身体の中で暴れてる。敏感になってるのに…!



『…まさに、とめっ、いま、だっめなの………!!』



軽イキが止まらない。熱棒はもう抜かれているというのに、後ろに入っている冷たい機械が私を犯す。小さく震える私を楽しそうに見るまさ兄。時々バイブを押し込んだり抜いたりして、ぼやけた頭じゃまるで本当に一つになっているんじゃないかって勘違いしそうになる。



「今日はとりあえず後ろでもイってみよっか。達しやすくなってるでしょ」



やだやだ言う私の言葉なんて聞いちゃいない。まさ兄はいつもの優しそうな笑顔をしながら悪魔の言葉を吐いたのだった。

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