「うわー…起きないし。ヤちゃってもいいのかな?」
名前が酔えばどうなるんだろー★っていうただの好奇心だった。最近20歳になったばかりの名前にお酒を勧めて。そうしたらあっというまに沈んだ名前。
無防備に眠る名前の頬を撫でながらこれからどうしようかと考える。ベッドに転がる名前のスカートは捲くりあがってパンツの端が見えている。胸元も先程暑いと言ってボタンを2、3個ほど開けたため無防備だ。
「ちょーとくらいいいよね」
誰に言い訳をするわけでもなく、勝手に自己解釈して唇と唇を重ね合わせる。唇を塞いでみても名前は一向に起きる気配を見せない。開いた隙間から舌を侵入させて名前の舌を絡め取る。お酒の味と香りに頭がクラクラする。
『んっ…ふぁ……は、ぅ…』
呼吸が乱れる名前。起きてしまったのかと椿は驚いたが目が閉じられているのを見て安堵したようだ。
名前のボタンを全て開け、スカートも器用に脱がせた椿は下着姿となった名前にこれでもかというほど欲情していた。
「名前かーいー…食べちゃいたい」
このまま行為に至ってしまおうと思った椿だが、目線の先にこの前買ったアニメのキャラクターの制服が入った。以前、名前に着てもらおうとしたのだが断られてしまったものだ。
『う〜ん………』
「寒いよなー、お兄様が服を着させてやるからなー★」
さすがにソコまですれば起きるだろうと思っていた。が、椿の予想を裏切って彼女は眠ったまま彼に服を着せられていた。
「やっべ!名前似合いすぎ〜マジ萌えるんだけど!!」
某アニメの某妹キャラの制服を着せて椿は満足そうだ。見つめているだけかと思いきや、携帯を取り出し、写真を撮り始めた。…色々なところをはだけさせながら。
椿が撮影に満足する頃にはまたも名前は下着姿となっていた。ブラのホックを簡単に外した椿は下着をずり上げて胸を揉み始める。名前の胸は結構あるほうで。掌から零れ落ちそうなほどの柔らかいソレの感触を楽しむ。段々ツンとたってきた胸の飾りを舌で転がし、指で摘んで弄ぶ。
『んんっ…ふ、ぁ……』
尚も起きない名前の反応を楽しみながら椿は続ける。普段なら口を手で押さえるなり何なりして聞けない声がダイレクトで聞くことができるのだ。興奮しないはずがない。
それに普段は恥ずかしがる名前のために電気を消す。その為、このように明るい、電気のついたままの場所で見るのは実は初めてだったりする。椿の手はどんどん進んでいく。胸から身体のラインに沿って下に下がり、脚と脚の間に到着した。
「うわー…起きないし。ヤちゃってもいいのかな?」
名前のパンツを下ろしながら椿は言う。彼女が興奮した証の愛液がクロッチ部分につき、厭らしく糸を垂らしていた。
「名前ー?起きないと本当にヤっちゃうからねー?」
グチュグチュと名前の秘部を弄びながら告げる椿。名前はと言うと少し苦しそうな声を上げながらも、まだ目覚めていないようである。ズボンの上からでも分かるほど膨らんでいるソレを取り出して椿は一気に突き上げた。
『…ん?…あれ、何で私はだか………ってえぇ!?』
名前が目覚めたのは翌朝、というよりも翌日のお昼過ぎだった。昨日は椿さんと飲んでいたはずだ。何が一体どうして私も彼も裸でベッドの上で抱きしめられているのだろうか。
『えっと、飲みすぎちゃって、ベッドで転んだ、よね?……ってことはもしかして』
自分はでベッドに移動したところまでは覚えている。ということは、もしかしなくてももしかするのだろう。むしろこの格好で言い訳できるものならしてほしいくらいだ。
『椿さん!!いつまでも寝ていないで起きてください!!!!』
抱きしめてきた椿に名前が怒声を発するまであと1秒―――・・・