『おーきーたーさーん、遊びましょ』

「名前ちゃん…そうだね、遊ぼうか」










僕たちの共通語”あそび”。子供たちと遊ぶ、というものとは意味が違う。もっと大人の遊びなんだ。僕は敷いていた布団の上へと名前ちゃんを押し倒し、唇を重ねあう。



『んっ、んん……』



ヌチャ…と厭らしく舌を絡み合わせながらも手は着物の中に進入させる。相変わらず彼女の胸は大きくて。僕の掌も大きいほうだと思うのだけれど、手の中に納まらない。揉み応えを感じながらも行為はどんどん進んでいく。胸の飾りを指で摘んで、転がして。それだけで彼女の可愛い此処はつん、と立ってくる。



「相変わらず可愛いね。名前ちゃんの此処は」

『ん…っ!あぁ………』



腰が軽く浮き、足を擦り合わせ始める名前ちゃんはとても妖艶だ。素早く僕は彼女の足の間に手を入れてすでに濡れそぼった秘所を確かめる。濡れていることを確認した僕は口を三日月にし、指を引き抜いて彼女に濡れ光った其れを見せ付けた。



『やぁっ……』



顔をそらせようとする名前ちゃんをとめ、唇を啄む。




「いつもより濡れてない?…興奮したの?」




指をつけたり離したりして糸が引くのを楽しむ。そんなことをしていると名前ちゃんの腰が物欲しげに揺れた。中途半端に脱げている着物をすべて剥ぎ取らせ、彼女の身体に余すことなく印をつけていく。



『はぁ、あ…あぁ、ん……』



それだけでも十分感じるみたいで、奥から溢れた蜜は柔らかな可愛いお尻を伝って布団の上へに厭らしい染みを作り始める。



「……ねぇ、欲しい?」



自分だってもう痛いくらい腫上がっているくせに名前ちゃんの恥ずかしがる顔が見たくて意地悪を言ってみる。でも今日の彼女はやけに素直で、こくこくと無我夢中でうなずく。



「あれ、今日は素直なんだね。…可愛いよ」



淫らに震える場所なんて僕は知り尽くしている。彼女を追い上げるために、彼女の好きな場所を好きな速さで責めていく。



『あぁっ、もっ、だめ…!」



ぴんっと爪先を伸ばして限界を迎えた。達したばかりでまだ甘い余韻に浸る名前ちゃんの其処に自分の頗る僕自身を当てがう。一気に太い根元まで沈めると彼女の身体がぴくんとのけ反った。収縮痙攣を繰り返しながらも無数の突起が牡を逃すまいと包み込む。勢い良く繰り出して、奥を突き抉る。



『や、ちょ、まっ…あぁっ!やめてぇ……!!』


逃げようとする名前ちゃんの腰を掴み、さらに奥へと熱棒を突き刺していく。抽送するたびに縋りつき、僕を締め付ける。うっかりすると、こちらが達してしまいそうなくらい。ぐりぐりと腰を押しまわしながら身体を揺さ振れば、その動きに合わせて揺れる名前ちゃんの胸の膨らみを、下から持ち上げるようにして揉み抱いた。そして固く尖った飾りに強く吸い付く。



『やぁっ!あぁ…はぁはぁ……んんっ』



壮絶なほどの妖艶さに僕の欲望なんてあっけなく撃沈する。発情した獣みたいに可愛い君を何度も何度も突き上げた。



『あっ、ん…』

「ほんと、たまら、ない……!」



そして最奥を抉るように一層強く粘膜を擦ったとき快感の波に襲われた名前ちゃんが一層大きな嬌声をあげる。



『………ん、んんーっ!!』



絶頂の波に飲まれ、達した其処は僕を促して。僕もまた彼女の中へと熱を弾かせた。





[*prev][]

[戻る]



×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -