『ちょっと風間、いつまで拗ねてるつもり?』
あんな感じにお昼休みを過ごしてから彼は不機嫌だ。めんどくさい感じに。甘やかせろオーラがやばいほど発されている。・・・仕方ない、か。
『ねぇ風間。家遊びに行っていい?久しぶりだし』
「あぁ、問題ない」
もういいや。今日は寝られなくなったとしても明日まで機嫌を損なわれる方が面倒だし。
さっきまでとは打って変わって浮き浮きする風間を見ながら私は大きな溜息を吐いたのだった。
『…これも惚れた弱み、かな』
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