五条悟と先輩と猫


(ネタの設定)


 突然家にやってきたと思えばベッドを占拠してぐっすり眠っている。珍しく普段のアイマスクもサングラスもかけていない。いくらなんでも無防備すぎない?そう思いながら髪を触ると予想以上に柔らかかった。無意識なのか、触れた手に頭を擦り付ける様は猫に似てる。

「猫、飼うかな」

 いつ死ぬか分からない職業だから、飼いたくても飼えないのだけど。

「猫飼うくらいなら僕を飼えばよくない?」
「…五条を飼うのは大変そうでやだな」

 いつ起きたのか分からない男は、酷くない?と薄く笑いながら身体を寄せてくる。飼うなら白い長毛種、アイスブルーの瞳が良い。

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