唇を僅かに離すと、濡れたそこから唾液が垂れそうになる。翔ちゃんが親指で拭ってくれて、舐めた。こんなに近い距離で見つめられると気恥ずかしいけど、かっこよくて目が逸らせなかった。

「ん…もっかい…」
「お前、キス好きだよな」
「ん…」

翔ちゃんの大きな手がわたしの頬を包んで引き寄せる。吸い付くように唇を重ねると翔ちゃんの舌が再びわたしの口内へ入り込み、熱い舌でわたしの舌を丁寧に舐めた。ねぶねぶと唾液を絡めて熱を擦り付けられると口の中が溶けてしまいそう。気持ちいい。

「、ぷ、は」
「ん、終わり」

翔ちゃんの親指が頬を撫でる。熱い吐息を近くで感じながら、ここで終わりなんてとんでもない。翔ちゃんの服にしがみついて首許に顔を埋め、すりすりと鼻先を擦り付けた。

「もっと、しよ?もっとちゅーしたい…」
「…大人をからかうなよ」
「したいの…、ね、だめ?」

甘えた声を出せば翔ちゃんの眉は困ったように下がってしまう。確かに今の翔ちゃんはわたしよりずっと大人だ。それでもわたし達は恋人同士で、17歳同士のわたし達だってしていることなのだから、愛し合うことは許されるはず。翔ちゃんが一時的に7歳上になってしまっていても、それは変わらない。

「…」

翔ちゃんは少し考えた後、小さく音を立てて唇を重ねる。応えてくれるようだ。翔ちゃんにも気持ちよくなってほしくて自ら舌を侵入させて翔ちゃんの舌を追うと、翔ちゃんもわたしに絡ませてしゃぶるように愛撫してくれる。小刻みに舌先を遊ばれるのも、根本まで絡ませて熱を分け合うのも、時折わざと音を立てて吸引されるのも、全部気持ちいい。嬉しくて翔ちゃんに体を寄せると、膝の上に乗っていたわたしのお尻に固いものが当たる。もしかして、翔ちゃんのモノだろうか。

「っは…、翔ちゃん…」
「お前のせいだぞ」

恥ずかしそうに拗ねる翔ちゃんは、ムッと唇を尖らせていた。この癖は何年経っても抜けないらしい。愛おしくなって頭を撫でると、子供扱いされたと思ったのか、翔ちゃんはますます眉間に皺を寄せてしまった。そのままわたしの体を倒してソファに押し付ける。

「からかうなって言ってんだろ」
「からかってないよ、翔ちゃんともっと触れ合いたいんだもん」
「俺は、触り合ってるだけじゃ足りなくなってくるんだよ」

つまりそれはどういうことか。翔ちゃんのモノはわたしとのキスで反応してしまっていたので理解するのに時間はいらなかった。ぶわわ、と顔を熱くさせると翔ちゃんがわたしに小さくキスを落とす。

「でも未成年に手ぇ出すのはまずいよなー…」

溜め息と一緒に漏れた声に思わず笑ってしまう。目の前にいる翔ちゃんは確かにわたしの彼氏である翔ちゃんなのだが、随分と子供扱いされてしまうことが何だか新鮮だった。普段からあれこれ世話を焼きたがり、同い年だというのに年上のような印象があったが、今はそれを更に上回る。実際7つも上なのだが、相変わらずの童顔でそれを感じさせない。

「翔ちゃんはわたしの彼氏でしょ?」
「彼氏でも、今は成人してるんだよ」
「未成年のわたしじゃ、シたくない?」
「…、シたいから困ってんだろうが」

じっと熱い視線を寄越す翔ちゃん。わたしを求めて焦れる姿を見てしまえば受け入れる他選択肢はない。誘うように翔ちゃんの首へ腕を回すと翔ちゃんは再び深く唇を重ねながらわたしの胸へ手を伸ばした。ふにふにと服の上から優しく刺激し、舌を絡め合うとようやく服を捲られる。舌先で擦り合い、それと同時に胸の頂を指で転がされると、翔ちゃんを抱く腕に力が入ってしまう。ぴく、と僅かに身体が跳ねるのも気付かれないようにしているが、翔ちゃんは爪を立てて引っ掻き回し、更にわたしを追い詰めていった。

「ん、んん…っ、む」
「は…っ」

唾液が繋がり、厭らしい。目を細めた翔ちゃんはそれだけで色気が凄く、直視していると心臓が煩いくらいだった。肌に触れている翔ちゃんには気付かれているかもしれないけど、なるべくじっとしているように努める。翔ちゃんは胸にもキスを落とし、舌で肌をなぞっていった。大きな掌に捏ねられ、舌先で愛撫され、思わず胸を突き出すように背を反らしてしまう。

「ん、くぅ…っん」
「声我慢すんなよ」
「はぁ、っ、でも、」
「ま、我慢できるなら好きにしていいけどな」

意地悪く笑った翔ちゃんは、次の瞬間大袈裟な音を立てて胸へ吸い付いた。びくっと跳ねる身体、今度は隠しきれなかった。何度も繰り返し強い吸引を与えられると翔ちゃんの頭を押してしまう。

「あ…っ、や、ぁあ、っ」
「お、声出てきたな」

翔ちゃんは小さく笑い、軽く歯を立てた。前歯で甘噛みされると痺れたようにぴりっと刺激が腰に走り、もどかしいような気持ちになっていった。目敏く察した翔ちゃんが舌先での愛撫は止めないままわたしのショーツを器用に脱がしていってしまう。

「あ、の…、翔ちゃ、」
「ん?こっちも舐めてほしい?」
「えっ、そこは、だめ」

翔ちゃんの指が秘部へと下がっていき、割れ目をゆっくりなぞる。そんなところを舐めさせたことは一度もないし、恥ずかしくてできない。きっぱりと拒絶すると翔ちゃんは苦く笑ってわたしの頭を撫でた。

「お前は信じないかもしんねえけど、ここ舐めてるときが一番反応いいんだよ」
「えっ!?誰が!?」
「7年後のお前」

未来のわたしは、こんなところを翔ちゃんに舐めさせているのだろうか。信じられずに瞬きを繰り返すと、翔ちゃんはわたしの太股を開かせた。慌てて隠そうとしても止められる。

「大丈夫、ちゃんと気持ちよくしてやるから」
「そ、そういうわけじゃ、」
「俺に任せてくんねえか?」

翔ちゃんがじっとわたしを見つめた。そんな言い方されたら、だめなんて言えなくなる。恥ずかしい。でも、未来のわたし達はやっていること。今のわたしで翔ちゃんが満足できないのは嫌だけど、緊張で手が震えてしまう。おずおずと翔ちゃんの頬へ手を伸ばすと、そこへちゅっと小さくキスをした。

「すこし、だけなら」
「ん、ありがとな」

声も震えていたかもしれない。翔ちゃんはわたしの頬へお返しのキスをすると、太股を掴んで大きく脚を開かせて、そこへ顔を埋めていく。そのままべろんと唾液の乗った熱い舌で撫でられると、ひっ、と息を飲んでしまった。熱い。舐められたところからどんどん熱を帯びていく。唾液を塗り広げるように小刻みに刺激されると、ぴく、ぴく、と腰が跳ねてしまって、まるで翔ちゃんの顔に押し付けているみたいだ。ソファに爪を立てて気を紛らわそうにも快感が強すぎる。ちろちろ舌先で遊び、滴る唾液を音を立てて吸い上げる。小さく喉を鳴らした後にまたその繰り返し。翔ちゃんに押さえられていないと太股で顔を挟んでしまいそうだ。

「あ、あぁ、っ、はあ…っ」

思わず腰を逃がすと、翔ちゃんは小さく笑って顔を上げる。わたしの蜜で濡れた唇が厭らしくてぞくっとした。

「慣れないよな」
「え…?」
「お前17歳の頃は恥ずかしがって舐めさせてくれなかったもんな。嫌がられてるかと思って俺も強引にできなかったけど、こんないい反応が見られるならさっさとしとけば良かった」

翔ちゃんが、とんでもないことを言っている。今でも恥ずかしくて恥ずかしくて顔から火が出そうなのに、さっさとしとけば良かったなんて。かっこよさにじんじん腰が疼いて喉を鳴らすと、察した翔ちゃんが再び足の間に顔を埋めていった。

「舌って想像以上に柔らかくて気持ちいいだろ。しっかり覚えろよ」
「っ、あ、まっ、てぇ…っ、あんっ」
「待たね」
「ふぁ、あ…っ、」

ねろねろと先端で刺激され、またあの快感が来る。どんどん体が熱くなって声が大きくなってしまう。溶かされる。とろとろお尻に流れるのは蜜なのか翔ちゃんの唾液なのか。気持ちよくて跳ねる体が自分じゃないみたいで恥ずかしい。

「んやぁ、っ、しょ、ちゃぁ…っ」

小さく名前を呼ぶと、翔ちゃんの指がぬるんと中に入ってきた。中指の第一関節。たったそれだけに過剰に反応して背を反らすと、翔ちゃんは陰核に強く吸い付きながら一気に指を根本まで埋め込んだ。どろどろの中が翔ちゃんの指に押し割られ、締め付ける。気持ちいい。大好きな、翔ちゃんの指。

「っあ、あぁ、あ、」
「この中すっげえ熱い…ちゃんと気持ちいいんだな」
「あ、やぁあ、あ…っ、」

声を漏らすと指が増やされる。勿論その間にもしっかり舐められて、中に入った指は折り曲げてわたしの弱いところを擦り上げていた。こんなに的確に触れられたことは少ないからつい嫌がってしまう。気持ち良すぎて怖いくらい。

「や、やだぁ…っ、翔ちゃ、やあ、っ」
「ん?怖い?」
「ぅん…っ、ん、そこ、ぉ…っ」
「ここ、お前の好きなところ。怖がらなくて大丈夫だぜ」

怖がっているのを察して顔を上げ、わたしを見つめてくれる翔ちゃん。優しい声色だけど指は相変わらずわたしを責め立てる。わたしの知っている翔ちゃんじゃない。いつもはもっと優しくて、もっと待ってくれて、こんなに強引じゃなくて…、でもこんなに気持ちいいのは初めてだ。腰が逃げても追ってきて、弱いところだけをじっくり転がす。わたしの身体を知っている動き。頭が真っ白になる。

「だめぇえ…っ!やぁ、翔ちゃ、や、だ、だめだめっ、あぁああ、っ」
「怖くないからな」

やだやだって首を振ってもやめてくれない。そこはだめなのに、続けられたらだめなのに。びくっ、びくっ、腰が浮いて内腿に力が入る。ああ、だからだめだったのに。

「っああぁあ、あぁ、ああぁ…っ!!!」

びくんっ、と身体が跳ねて痙攣する。あまりの気持ち良さに軽いパニックになった。息が苦しくて、頭が真っ白で、何これ、知らない。怖くて翔ちゃんを見上げると、翔ちゃんは困ったように笑いながらわたしの上体を起こして抱っこしてくれた。はく、はく、翔ちゃんの肩に顔を押し付けて浅く息を繰り返す。

「あーあ、泣くなよもう、俺が虐めてるみてえじゃん」
「う…っ、く、」
「ゆっくり息しな、こうしててやるから」

翔ちゃんの大きな掌がわたしの背中をトントンと叩いた。ゆっくり一定のリズムで宥められるとだんだん息がしやすくなってきて安心する。翔ちゃんの匂いを吸い込んで、翔ちゃんの体温を感じて宥められる。お兄ちゃんしてくれる翔ちゃんは少しかっこいい。

「あ、う…、っ」
「少しずつ大きく吸って」
「ふ…、う」
「そうそう、ちょっと無理させすぎたか」

翔ちゃんは笑ってくれてるけど、多分困っている。わたしの目尻を指で拭って、頭を撫でて、これからどうしようかななんて考えている気がする。未成年はやっぱり無理だと思っているなら少し悲しい。わたしはこれでも翔ちゃんの彼女なのに。

「今日はここまでにしとくか?」

安心させようとしてるのか穏やかな笑顔。やっぱり当たった、翔ちゃんは昔からこういう性格だから予想しやすい。相変わらず優しいけど、もっと強引でもいいのになあ。

「最後まで、しよ…?翔ちゃんしたくない…?」
「っ…お前、さっきと同じこと言わせる気かよ」
「翔ちゃんこそ、女の子に何度も誘わせないで…」

ぐ、と詰まった翔ちゃんは、わたしの頭をわしゃわしゃと撫でたのを最後にポケットから避妊具を取り出した。何でそんなところに、とか、やる気あったんじゃん、とか、そういう感想は喉がからからで言葉にできない。自分から強請ったとはいえさっきみたいな強すぎる快感は未知で少し怖いのだ。翔ちゃんはベルトを外して避妊具を被せると、わたしの腰を掴んで体を浮かせてしまう。

「っえ、」

そのまま膝の上に再び抱き上げられ、膣口に翔ちゃんの熱がくっついた。抱っこしたまま、するの? 戸惑っていると翔ちゃんはわたしの腰をぐっと下に引く。中、入って、きた。

「あ、あぁ…っ」

ゆっくり中を割り裂いて埋まる熱に、翔ちゃんの襟足を強く握った。奥まで届くとゆるゆると前後に腰が揺すられる。腰を浮かしたくても翔ちゃんの膝の上で力が入らないわたしは重力に貫かれたまま何もできない。翔ちゃんにしがみついていると、翔ちゃんがわたしの腰を掴んで少し浮かせてしまった。逞しい腕に持ち上げられ、それをまた下ろされる。

「っは、あぁ…!」
「そういえばお前、学生のときから軽いよな…」
「あんっ、ぁ、翔ちゃ、あぁ……っ」
「…、聞こえてねえな」

腰を掴んで上下に動かされると、まるでわたしが翔ちゃんを貪っているような感覚に陥った。はしたなく翔ちゃんに跨がって腰を振っているみたい。翔ちゃんの首に抱き付き、やだやだと首を振っても持ち上げられてしまう。

「あっ、しょ、ちゃ、翔ちゃんっ、あ、あ、翔ちゃぁん…っ、あっ」
「可愛い…、こっち向いてみ」
「ん…っ、ん、ぁう」

翔ちゃんに誘導されて一旦しがみつくのを止めると、唇を優しく重ねられる。しっとりと湿った唇が心地好くてずっとこうしていたくなっちゃう。翔ちゃんでいっぱいになっていく。

「ん、んん、は、ぁ…っ、翔ちゃ…っ、」
「それ、禁止」
「、へ」
「変な癖は今のうちから直さねえと。俺、24になってもずっとそう呼ばれてんだからな」

翔ちゃんは唇を尖らせてわたしの頬を両手で包んだ。腰から離されたおかげで一旦動きは止めてもらえたけど、じっと見つめる翔ちゃんに先程以上に汗が出る。翔ちゃんに呼び捨てしてほしいと言われたのは付き合い始めた頃からだ。呼び捨ては恥ずかしいと幾度と拒んできたけどそれは7年後も相変わらずな様で、すっかり拗ねている翔ちゃんと目が合うと居心地が悪い。

「ほら、翔って呼んでみ」
「あ、…う」
「こんなことまでしてんだから恥ずかしくねえだろ?」

顔から火が出そうだ。翔ちゃんのことを呼び捨てにしたくないわけではない。ただ、呼ぼうとすると耐えきれない程の羞恥でいっぱいになる。翔ちゃんと呼び慣れてしまっているのに今更変えるなんてできない。

「や、やっぱ、むり…っ」
「こーら、目ぇ逸らすなって。簡単なことだろ?」
「むり、むり…っ」
「無理じゃないって、ほら。翔って呼んで」

切なげに懇願されると言葉に詰まる。嫌がっても許してもらえない雰囲気で鼓動が速まるばかりで視線を落とすと、翔ちゃんが短く息を吐いた。

「っ…お前、締めんな」
「えっ?」
「恥ずかしいのは分かったから、ここ、そんな締めんなって」

翔ちゃんの掌がわたしのお腹を撫でる。中に入っている翔ちゃんを無意識に締め付けていたようでますます顔が熱くなった。あわあわしていると翔ちゃんが声を上げて笑い、わたしの頭をくしゃくしゃに撫でる。

「あーあ、可愛くて許したくなっちまう」
「う…出来たら許してほしいんだけど…」
「あんま年下虐めても可哀想だからな…1回だけ呼んでくれよ。な?」

翔ちゃんはなかなか引き下がらなかった。それほどまで日頃不満を感じているのだとしたら申し訳ない気持ちも、少しある。翔ちゃんの指が耳に触れ、耳介をなぞるように優しく動いた。ぴくっと反応してもすりすりされる。

「ほら、1回だけ」
「う…」
「名前」

ちゅ、とついに耳朶にキスされ、心臓が破れてしまうかと思った。優しくて穏やかな声なのに、逆らえない。翔ちゃんの肩にすがり、同じくわたしも翔ちゃんの耳に唇を寄せた。

「っ、翔……」

ぼそり。落とすように呟くと、翔ちゃんはそのまま乱暴にわたしを押し倒した。中に入ったまま急に体位を変えられてびっくりしたが、それだけではなく、中にいる翔ちゃんの質量が増した、気がする。見上げると真っ赤な顔をしてわたしを見下ろす翔ちゃん。

「思ってたより、やばい…」
「へ、ぇっ、あ!あ、あぁっ!?」

何が、なんて聞く暇もなく腰を押し付けられる。がつがつと無遠慮に動かれているのに全然痛くなくて、むしろぬるぬるになっている内壁がよく滑る。熱の擦り付け方が厭らしく、わたしの弱いところでしっかり腰を振るものだから翔ちゃんの背中に爪を立ててしまった。苦しい、怖い、止めてほしい、それなのに気持ちがいい。自分の身体がおかしくなっていくようだ。

「翔ちゃぁ…っ、翔、ちゃ、あ、あぁっ、翔ちゃんっ、」
「はぁ…、かわいい、好きだ名前、可愛い…っ」

ぼろぼろ溢れる涙が自分で止められなくて、翔ちゃんが目尻にキスを落とす。気持ちいい。大好き。翔ちゃん、翔ちゃん。荒い息を繰り返して、汗ばんだ身体で抱き合う。翔ちゃんの気持ち良さそうな顔、息遣い、熱、全部愛おしい。キスをせがむと何度も何度も口付けてくれて、どんどん気持ちよくなる。

「あ、あぁっ、翔ちゃ、い、もうっ、」
「俺も…っ、ん、好きだよ、名前、名前…っ」

びくんっと大袈裟に背中を反らすと翔ちゃんも中で欲望を吐き出した。熱いもので満たされる。どくどくと脈打つそれを感じながら、翔ちゃんの耳にキスをした。

「翔ちゃん、だぁいすき…」
「へへ、俺も」
「幸せだね」
「あぁ。今も、これからも、お前と居ればいつだって幸せだよ」

わたし達の未来を知っている翔ちゃんにそう言われると胸が熱くなった。これからもわたしはこの人と幸せになっていける。ずっと幸せでいられるんだと確信する。嬉しくて翔ちゃんに頬擦りすると、翔ちゃんは小さく笑ってからわたしにキスを落とした。


END
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成人済み翔ちゃんは余裕を感じますが、スイッチ入るとがっつくところはいつになっても同じな気がします。全然関係ないですが、翔ちゃんお誕生日おめでとう。
20170609
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