「りゅうじのおちんちん…」
「っ、おい!」

名前ちゃんはうっとりと勝呂くんのモノを見つめ、それからぱくっと口に咥えました。勝呂くんはすぐにやめさせようと思いましたが、名前ちゃんがちろちろと舌で尿道口をほじくるので何も言えなくなりました。カリも柔らかい唇で包まれ、勝呂くんはびくっと腰を動かします。

「、なにやっとん、のや、」
「ふぇはやへほ」
「っ、しゃべんなやぁ…っ」

名前ちゃんは両手で玉も熱心につつきます。玉の間までこすこす。モノは喉の奥まで挿れてみました。

「ん゙っ…ぅ」

奥まで挿れると思いの外苦しいものです。思わず声を出しますが、声を出すことによって喉がびりびり震えます。勝呂くんはびくんっと腰を突き出しました。

「ん゙っ、んんぅっんーっ!んっ!んんんー!」

喉の奥をぬるぬる擦られ、名前ちゃんは声を出します。そのびりびりした振動と、苦しさからくる喉の締め付けで勝呂くんは達してしまいました。喉には粘ついた苦い液がびゅーびゅー当たります。

「っか、は…!けほっけほっけほっ…うぇええ、なんやこれ、まずい…」

勝呂くんの射精が終わると、名前ちゃんはすぐに咳込みました。喉にはまだ粘ついた液が引っ付いています。名前ちゃんは口の端から精子を垂らしながら勝呂くんを睨みつけます。

「苦いやんか!」
「自分が勝手に咥えたんやろがっ」

勝呂くんは何だか恥ずかしそうです。自分だけイッてしまったのがいやなのでしょうか。

「俺だけずるいやんか、名前のもやらせろや」

勝呂くんは名前ちゃんを押し倒し、名前ちゃんの脚の間に顔を埋めました。名前ちゃんはびっくりして腰を引きますが勝呂くんがちゅうとクリトリスに吸い付き、逃がしません。べろべろ唾液を絡ませてしゃぶられると名前ちゃんはどうしようもなく腰を震わせます。

「あっ、ひん!やめぇ、りゅうじぃ…っ」
「やめへんで」
「んっ、はうぅ…っあかんん…っ」

びらびらを指で広げられ、中心にある突起を歯や舌で小刻みに刺激され、名前ちゃんは何が何だか分かりません。びくんびくん腰が止まらないのです。

「あぁっはぁ、なんやのぉ、あっ!これぇ、あっあっあっきもちぃっ、あうっ」

ぬるぬるくりくり、ちゅぽんと音をさせて勝呂くんの唇が離れます。名前ちゃんの太ももは攣ったようにひくひくしていました。

「はぅ…なんやぁ…もう、してくれへんのぉ…?」
「何ゆうてるん、お前イッてたで」
「へ、え?」

ナカはとろとろしていますが、まさかイッていたなんて、名前ちゃんはびっくりです。気持ち良すぎて分からなかったのでしょうか。

「もう…おわりなん…?」

名前ちゃんは可愛く唇を尖らせました。先程まで感じたことのない快感を与えられて気が狂いそうでしたが、あっさりやめられると恋しいようです。勝呂くんはちょっと考えたように黙ってから、名前ちゃんのナカに指を突っ込みました。

「っきゅうに、あん!」

ちゅぷぅ、とすんなり飲み込みます。ナカはとろっとろに熟れて勝呂くんの指をしゃぶりました。

「何や、期待してたんか」
「ち、がっ、あっあぅっあっ」
「もう2本やで」

にちにちと入口が広がり名前ちゃんはびくんっと跳ね上がります。このままではまたイッてしまうと感じたのでしょうか。

「りゅうじっ、やめえ、りゅうじので、いきた、」
「何ゆうとん、挿入はあかんで」
「やぁ…っがまんでけへん、うっ、りゅうじぃっ」
「っ…節操のないやつやな…」

可愛くおねだりされてしまい、勝呂くんは舌打ちしながらも渋々ゴムをつけます。名前ちゃんは勝呂くんを押し倒し、待ちきれないとでも言うように勝呂くんのモノを入口に宛てがいました。

「あ、ぅ…っ」
「待ちぃや、ちょお、」
「はぁあ…んっんっ、んーっ!」

初めてのくせに騎乗位です。勝呂くんはたじたじしましたが名前ちゃんは強引に腰を下ろしました。ぐぷん、とおしるが溢れ出ながら奥へ飲み込んでいきます。

「あ、はぁっ、い゙っぅ…!」
「アホか、初めてなんやから痛いに決まっとるやろ」
「はぁう…っはふ、は…」

奥まではゆっくり、しかしまた引き抜いてゆっくり挿れて、繰り返しです。勝呂くんはもどかしいですが何度も短く息を吐いて我慢しました。名前ちゃんはだんだんと挿入のスピードを上げていきます。

「ふぅう…っん」
「名前…、だいじょぶなんか…?」
「んっ…だいじょうぶ…もう、へいき、そう…」

名前ちゃんは勝呂くんのお腹に手をつきました。腹筋が固くて何だか男の子の身体というのを意識してしまいます。腰をゆさゆさすると勝呂くんは息を飲みました。

「、りゅうじ、の、でかなったぁ…っ」
「いちいち言うなや、っは…、」

痛みは少なくなり、名前ちゃんはぐちゅぐちゅと奥を掻き混ぜます。まだドクンドクンと痛みはありますが、勝呂くんの気持ち良さそうな顔を見ていたら忘れてしまいそうです。それに、勝呂くんが右手でクリトリスをつついてくれているので痛みをカバーできました。

「んっ…りゅう、きもちぃ…?」
「おぉ…めっちゃあつくて、きもちぃで…」
「そっかぁ、んっ、ふ、」
「やけど、もうすこしうごけるか?」

勝呂くんは苦しそうに息を吐き、上半身を起こしました。名前ちゃんはこくこく頷いて腰を揺らしますが、上手くいきません。勝呂くんが胡座をかき、その上に名前ちゃんを乗せます。つまり対面座位です。がくんと下から突き上げると名前ちゃんはひぃっと悲鳴を上げて勝呂くんの首に腕を回してしがみつきました。

「あっひん!あっ!あっ、りゅう、あっ!」
「っ、締めすぎや、」
「あかん、あか、ん、んっんっあかんん、もぅっあっあぅあっ」

がつがつ奥を突くそれは子宮口まで届きそうです。名前ちゃんはびくびくナカを痙攣させました。

「い、くぅ…っりゅうじ、いく、あっいくぅ、」
「俺かて…っもうむりや…っ」

びくびく蠢くナカで勝呂くんはどくんとモノを大きくさせます。何度かぐいぐい腰を押し付け、名前ちゃんの強い締め付けによってゴム越しに達しました。

「っはあ、りゅうじぃ…っ!」
「名前…、好きや…」

いつもは言えない素直な言葉をぼそり。勝呂くんの言葉に名前ちゃんはまたナカを締めました。





「あー、やってもうた」

事後、勝呂くんは自己嫌悪中です。その横では勝呂くんにごろごろ甘える名前ちゃん。幸せいっぱいのようです。

「竜士、なんかお腹痛いんやけど、なんこれ」
「知らんわ、初めてやったからやろ」
「初めてやからかぁ…ふふ、幸せやぁ」
「…」

名前ちゃんをじろりと睨みますが名前ちゃんは気にせず勝呂くんの腕に抱き着きました。勝呂くんはそれを引きはがすでもなくじっと見ています。

「あかん行為やった、のに、」
「もうええやん、きもちかったやろ?」
「せやけど、あかんねん。成人せなあかんねん。初夜にする行為やのに」
「いつの時代に生まれたん、あんた」

名前ちゃんが勝呂くんのほっぺたへキスをします。髭が当たってちくちくしますがそれさえ幸せです。名前ちゃんの口は緩みっぱなしでした。

「もうええの、うちも竜士も相思相愛やからきもちいことして愛を確かめたんや」
「…ええのかなぁ…」
「ええの!」

名前ちゃんがきっぱり言い切るので勝呂くんもその気になってしまいます。

「好きなら、ええんかぁ…」

真面目な勝呂くんは名前ちゃんの頑張りによって考え方を変えたようでした。


END
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行為後に説得されるとあっさり認めちゃうおばかな坊が可愛いです。名前様、お付き合いありがとうございました。
20120929
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