沖田組企画清光の続きみたいなものです(リンク先は別タブで移動します)


「これ、セーフクっていうんでしょ」

汗と涙と、女の蜜。
ぐしゃぐしゃになったわたしを見下ろしながら清光は唇を薄く緩ませる。皺だらけの制服は汚し汚され、もう綺麗なプリーツは復活できないだろう。

「勉学に励む為に服装を律する、だっけ? そんな特別なものを着て俺たち何やってんだろうね」
「っ、あ、あぅ…」
「主はそういう背徳感に興奮するの?」

穏やかな甘い声と、頬を撫でる優しい掌。それに反するような強引な腰遣いにまともな言葉など返せるはずもなく、奥歯をガチガチ鳴らしながら首を横に振るのが精一杯だ。尚も奥を叩かれる。

「ち、がうぅ…っ」
「違わないでしょ、俺がこれ着てするとき、主の感じ方いつもよりすごいじゃない。自分で解ってるくせに」

ほら、と腰を押し付けられて、何度目かの絶頂を迎えた。膣内がびくびくと収縮して清光の欲望を搾ろうと締め上げてしまう。清光は深く息を吐きながら眉を寄せ、少し余裕が無さそうにわたしに微笑みかけた。

「言葉にも、感じるの?」

なんて意地悪なことを言うのだろうか、顔が熱くなるのが自分でも解る。わたしの趣味に付き合わせていることは重々承知だが、初めは清光の方から襲ってきたくせに。悔しくて顔を背けると、ちゅ、と首筋にキスを落とされる。

「主、」
「ちがうもん…」
「…そうね、俺の勘違いだった、ごめんね」

よしよしと頭を撫でられる。相変わらず掌だけは優しい。拗ねたわたしを子供扱いするのはふたりきりのときだけなのだから、こういう甘い雰囲気のときは思い切り甘えたくて清光の掌に擦り寄った。

「…主って、戦装束では興奮しないの?」

あれも戦の為の服じゃない、制服みたいな意味合いでは同じでしょ、と続ける清光。勘違いだったと言ってくれたくせに、やはりわたしのことを背徳感で乱れる変態女だと思っているに違いない。

「しない!」
「あ、そう。じゃあこのセーラー服ってやつだけなんだ」
「別にセーラー服だから興奮してるってわけじゃ…」
「じゃあ、何?」

ずる、と清光が熱を引き抜く。中からとろとろと蜜が溢れ、清光のものに絡み付いて糸を引いていた。恥ずかしいような、しかし目が離せなくなるような清光の男根は、ふわりとスカートの中に隠れてしまった。あんなにもわたしを女にさせる熱がスカートの下へ潜むという不釣り合いな状況にまた蜜が垂れる。

「はじめて…したから…」
「初めて? あぁ、俺が初めて主を抱いたときにこれを着てたからってこと?」
「…そう…」

自分が興奮する理由を説明するなんて、あまりにも恥ずかしい。視線も合わせられないままにこくんと頷くと、清光はふうんと小さく笑った。

「なんか変だよね。初めてこれを着せられたとき、俺は女扱いされて怒ってたはずなんだけど、今じゃ主が俺を女扱いしてないって解ってるから何とも思わない」
「そ、それは清光がかっこよかったから…!」
「男として見てくれるようになったんだよね。女の格好をしてるのに」

確かに言われてしまえば酷い状況だ。セーラー服だって着こなしてしまう可愛い外見なのに、清光のことをそんな目で見られない。もうあのスカートの下を知ってしまえば、清光の男を感じてしまえば、どんなに可愛い制服だって意味がない。

「主、もう一回したいって顔してる。思い出してしたくなっちゃった?」
「うん…」

素直に頷くと、清光はわたしのスカートの中へ手を入れた。中からぐちゅぐちゅと酷い水音が響き、わざわざスカートを捲って見なくてもわたしがどれほど清光を欲しているのかが解る。清光が自分のスカートを捲り、熱を掴んでわたしの太腿を広げる。おんなじ格好をしているのに、清光とわたしは男と女なのだと思い知らされた。

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短いですが、フォロワーさんから素敵なイラストを頂きましたので。
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