『それじゃ、失礼しましたー。』

「はい、またのお越しをお待ちしていますよ……。」

『う、…あぃ、またね先生。』


分かった事がいくつかある。先ほどの保健室に居た明智光秀はなんと保健の先生だった。…あんなのが先生とかもう恐ろしくて保健室行けないや…。殺人衝動は無いにしろ、如何せんそれは解剖衝動となって今の彼に定着している。…うん、安定の明智だね!(泣)

そしてもう一つは、今までのウチの学校での習慣や生活をすべて知っていた。さっきだって明智先生の《またサボりに》って言う発言には驚いた。何でこうなったかは知らないが、違和感なく溶け込むように彼らはすべてを知っているみたいだ。


『…あ゛ー!意味分からん!!』


今のところ彼らが突然表れた以外の異変は無いみたい。てかいつもみたいに何事もなくゆっくり時間がながれている。……まぁ良く考えれば特に害はないんだし、ウチがここまで考える必要なくないか…?逆に彼らの日常が拝めるし、仲良くなれるかもだし、良いことだらけ……。


『なんだ。特に気にすることないんや。』


そうと決まれば、気ままに楽しんでみよーかなー。




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まだみっちゃんしか絡んでないよ…

2012.1.10


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