三時間目 [ 4/7 ]

-悲しきかな-


「じゃぁ、送信しますね。」

「ぅん!受信…受信っと♪」


やったぁああ!!!(ガッツポーズ)
初!友達ゲットォォォォオォォ!!!
とりあえず、三人のメアドも
ゲットォォォォオオォォ!!(煩いw)


「あ、そうだ〜!名前ちゃんは何クラスなの〜?」

「へ………。

忘れてたぁあぁあ!!」

「!!!?」(×3)


そうだ!そうだったわ!!
私クラス見るの忘れてた…!
ばっと前を見るが、あるのは
さっきからかわらない景色。


「………はぁ。」

「………どうしたんだ。」

「ルートさん…。実は………。」



かくかくしかじか…。




「あぁ…。その気持ち分かります。」

「菊さん…!」

そうですよね、この学園に来たら
菊さんより背の高い人はいっぱいいますよね……。
なんだか、菊さんと心が通じた気がする…。


「ヴェー、それでため息ついてたんだね。」

「はぃ…。」

よしよし…。なんて言って
私の頭を撫でてくれるフェリシアーノ君。
……ちょっと、恥かしいんですけど。


「………!!!!」

「む。どうした菊。」

「ぃ、いえ。何でもないです…。」




(私の馬鹿っ!)
(………?)

(ヴェーvv)
(いつまで撫でてるんだろぅ…)




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