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「邑花…」 ぼんやりとする意識の中に聞こえた、低い声。 (さっき…寝たはず、だよね?) ベッドに横になり、就寝のあいさつをして、シーツに包まったのは…ついさっきの事だと、微睡みの中に居る身体が訴えている。 「邑、花っ」 声は止まない。さっきよりも、クリアになった意識が拾った声は……何だか色を含んでいる様に聞こえる。 (夢…?) 吐息。布切れの音。空気が動く音。少し粘着質な水音。 (………まさか) 邑花の脳裏に浮かんだのは…敵襲、イタズラ、そして。 「っ、く…ぅ」 (え、えっマジか?アーロンが!?) 一人遊びを、していた。 邑花の背後で、ベッドが僅かに動く。 ぎしり、と音を最小限に抑え、奥歯を噛み締めるのも聞こえる。 完全に覚醒してしまって、寝返りも打てず、身体に奇妙な緊張感が走り…聞き耳を立ててしまう。 (うわあ、うわぁ…どうしよう) トイレでしてこいよ!と言えたら良かったのだが、今そんな事を言おうモノなら巻き込まれかねない。ナニに。 このまま、やり過ごすしかなかった。 「邑…花っ、は、ぁ……う、っ」 くぐもった声が、一瞬詰まり、ふぅと息を吐いてから…処理をしているらしい音。 「…………」 青臭い、男のニオイがする。 ドキドキと煩い心臓を落ち着かせる様に、ぎゅ、とシーツを握り締める。 ぎっ、とベッドが鳴き、アーロンもシーツに包まったらしい。 しん、とした部屋の中。 (忘れよう、うん) 邑花が、ようやく寝返りを打てるぐらいに落ち着き…アーロンの方に身体を向ける。 瞬間。 「邑花、起きていたんだろう?」 (!?聞こえない、聞こえなーい) また寝返って、背中を向ける。 (落ち着け、素数を数えるんだ、えーと) 頭の中に某神父が浮かんで、素数は何だったか思い浮かべながら… 「!?いちーっ」 いきなり尻を掴まれて叫んでしまった。 「やっぱり起きていたな」 「何すんの!いきなりっ」 むにむにと揉まれながら、ズボンと下着を下ろされそうになるのを阻止する。 「俺のを見たんだ、不公平だろう?」 「見てない!」 「聞いてはいたんだな、起きていたのも認めたも同然だ」 「この、離せーっ」 攻防は続く。だが、首筋を噛まれた邑花の手の力が弱まった瞬間を見逃さず、ずり下ろされる。 暴れたので包まっていたシーツから、尻が出て外気に触れた。 (恥ずかしいっ) 「お前のも見せてもらわないと、なぁ?」 耳もとで、ニヤニヤと笑っているだろう、楽しげな声が聞こえ。 手を取られ、無理矢理開かされた足のつけ根に宛がわれる。 「ほら、ここだ」 「ーーーっ」 ぎゅ、と目を閉じて、唇を噛み締める。 「上手く出来たら、褒美をやろう」 はい、アーロンさんのキャラが行方不明ですwww 何となく、こんな事を言いそうだなーと軽い気持ちで書いてみました。一人遊び話でした。 お目汚し、失礼しました 托斗
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